嫉妬深い夫と別居する際に注意するべきこと

夫の嫉妬深さに限界を感じ別居を始めた相談者。しかし、相手は嫉妬深く、執念深い夫です。悪質なストーカーに豹変する可能性もあります。嫉妬深く、ストーカーまがいの行動を繰り返す夫と離婚する方法をご紹介します。
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【この記事は下記の方に向けた内容です】
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ストーカー気質の嫉妬深い夫と別居する際に注意するべきこと
相談事例『嫉妬深い夫と離婚したい』
相談者:40代女性
『夫は付き合っている時から嫉妬深かったのですが、当時はそれも愛情だと思い込んでいました。私が友人と会うときは、相手が本当に女友達か確認しに着いてきました。男友達がいる集まりには行かないように言われ、男友達とは自然と付き合いがなくなってしまいました。夫の嫉妬深さに何度も喧嘩になり別れたこともあったのですが、結局、復縁をして結婚しました。この時、復縁しなければよかったと今更ながらに思います。
結婚して、すぐに娘ができました。夫は結婚しても相変わらずで、私の日中の行動を把握したがり、必ず報告させます。家計簿も細かくチェックし、何にお金を使ってるのか報告しなければなりません。夫と結婚してから、夫の嫉妬深さや細かさに疲れ、私は不満を募らせるようになりました。娘も同様です。娘が小学生になり、友達と交換日記をすれば、それもチェックします。娘が中学生になってもこっそり手紙などを読む夫に気づいた娘が大反発をしても、夫は「父親なんだから当然だ!」と怒鳴ります。何度も話し合ってきたのですが、夫は「妻と娘は俺の所有物だからプライバシーなんてない」と言いました。この言葉で夫とはもう一緒に暮らせないと思い、娘と2人で家を出ました。現在は別居中です。
離婚を考えているのですが、夫は拒否しています。後をつけられていたのか、娘と2人で出かけた先で夫と出くわしたことも何度もあります。最近は、別居中に自宅にも現れる夫に恐怖を抱くようになりました。』
モラハラの可能性
モラハラの定義
モラハラとは、身体的な暴力とは異なり、言動や態度で精神的に追い詰めることです。モラハラの具体例は以下の通りです。
- 「お前はバカだ」「なにやっても失敗するやつだ」など妻の人格を否定する「
- 妻の行動を監視し、報告させようとする
- 妻の経済的自立を阻止する
- 妻の家族の人格を否定する
- 妻の行動を制限し、束縛する
- 無視を繰り返す
- 威圧的な態度をする(舌打ちなど)
- 妻の実家と距離を取らせる
- 「誰が食わせてやっている!」など夫や父親としての権威を振りかざす
- 生活費を渡さない、管理する
- 自分が正しいと信じ切っている
夫のモラハラに気づかない妻
夫のモラハラに気づいていない妻は少なくありません。度重なる人格否定に、「私が悪いからだ」と洗脳されてしまうのです。「自分がしっかりしていなかったせいだ」と自分自身を責めるようになります。また、モラハラ夫は常に、怒ったり罵倒しているわけではありません。優しいときも夫婦仲が上手くいっているときもあります。良い思い出もあるため、夫のモラハラに気づきにくくなるのです。
嫉妬深い夫
モラハラ夫に共通するのが嫉妬深い性格といえます。付き合っているときから嫉妬深い男性は、結婚後、モラハラ夫となる可能性が大です。嫉妬深い性格の人は自分に自信を持てず、劣等感を抱えています。自信のなさから、妻を失うかもしれないという不安を抱いています。妻の友人や家族を制限することで、妻を孤立化させ、自分から離れられないようにしているのです。
嫉妬深い夫はストーカーの危険性大!
ストーカー夫に豹変
嫉妬深い性格の夫は、ストーカーに豹変する可能性が大です。嫉妬の延長戦に、ストーカー行為があるともいえます。他に趣味や友人がいない夫は、妻と娘に依存しているのです。だからこそ、妻と娘の行動を把握しようとしたり、行動を制限するのです。そんな夫から逃れたいと思い、家を出た相談者と娘。別居という行動がますます夫とストーカー化させてしまします。
婚姻中でもストーカーで訴えられる
ストーカー規制法では以下の行動が規制の対象となります。
- つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
- 監視していると告げる行為
- 面会や交際の要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS・文書等
- 汚物の送付
- 名誉を傷つける
- 性的しゅう恥心の侵害
- GPS機器等を用いて位置情報を取得する行為
- GPS機器等を取り付ける行為等
※警視庁「ストーカー規制法」より(2023年7月現在)
相談者はの夫はすでに、別居中の自宅へ押しかける行動や待ち伏せするような行動が見られます。ストーカーの行動は予測できません。今後さらに悪質な行動に出ることも予測されます。別居中の夫からストーカー行為が見られた場合は、早めに警察に相談に行きましょう。
ストーカーの証拠
警察に相談に行く際は、夫のストーカー行動を証明する証拠が必要となります。警察は証拠がなければ動きません。ストーカー相談に対応する警察官によっては、緊迫感がないこともあります。また、警察官も人員不足のため、実際に起こった事件を優先します。きちんと対応してもらうには証拠が重要になるのです。夫婦の痴話げんかと処理されないためにも、夫の行動の証拠を残しましょう。
探偵興信所ストーカー調査のご案内
ストーカー調査
探偵興信所では、ストーカー調査を行っております。ストーカー調査では、ストーカー行動を証明する証拠を収集します。また、自宅を警備することも可能です。夫のストーカー行為が悪化したら、警備を配置することも検討してください。ご自身と娘さんの命を守る行動が重要です。
GPS調査
出かけた先で夫と出くわすといった状況から、GPSを取り付けられているかもしれません。GPSを取り付ける行為はストーカー規制法で取り締まられています。また、GPSを取り付ける際に別居中の自宅敷地内に侵入したのであれば、不法侵入罪となります。何度も外出先で別居中の夫に出くわすと場合、GPSで位置情報が夫に伝わっている可能性もあるため、GPS調査で、車内などを調べた方がよいといえます。
盗聴発見調査
妻と娘を自分の所有物だと考えている夫。もともと嫉妬深い性格から、妻と娘に執拗に執着していると思われます。別居中であっても妻と娘の行動を全て把握したいと考えるでしょう。行動や会話が漏れていると感じる場合は、盗聴発見調査を検討してください。執着する人はとことん執着します。所有物という発言が出るくらいなので、盗聴器を仕掛けるといったことも想定できます。近年の盗聴器は小型化しているため、発見が難しくなっています。探偵興信所の盗聴発見調査は専門も機器を用いて行うため、最新の盗聴器の発見も可能となっております。
LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所(社)では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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まとめ
嫉妬深さと細かい性格は、離婚原因の一つになります。また、このような性格の男性は、ストーカーに豹変する可能性が高いといえます。執念深さから、ストーカー行為はエスカレートします。夫と離婚を想定して別居する際は、夫のストーカー行為に気を付けなければなりません。嫉妬深い夫にお悩みの方は、無料相談窓口をご利用ください。解決方法がここにあります。
無料相談窓口
ご相談は24時間、メール・電話で受け付けています。探偵興信所のストーカー調査をご検討の方は無料相談窓口をご利用ください。豊富な知識と経験を持つ専門チームが問題解決にあたります。また、探偵興信所では、さまざまな無料サービスを設けています。お気軽にご利用ください。




※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
