LINEに届く送金詐欺の手口と対処法
LINEを利用する多くの人々がターゲットとなるLINE詐欺行為が増加しています。特に送金詐欺は深刻な問題です。この記事では、送金詐欺の具体的な手口や対策方法について詳しく解説します。LINEを安全に利用するために、詐欺に騙されないためのポイントを押さえましょう。
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【この記事は下記の方に向けた内容です】
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LINEを使った送金詐欺の手口紹介
送金詐欺被害者増加中
LINEを悪用した詐欺に要注意
LINEを悪用した詐欺が増加しています。LINEを利用している人は多いため、詐欺師はLINEを使い、金銭を巻き上げようと画策しています。LINEを使った詐欺には主に以下のものが報告されています。本記事ではその中から送金詐欺について詳しく解説します。
- 情報商材詐欺
- 闇バイト
- 投資詐欺
- 送金詐欺
送金詐欺とは？
送金詐欺とは、あらゆる言葉を使い、被害者から送金を促す行為です。送金方法にプリペイドカードを使う場合もあります。他にも口座番号や住所などの個人情報を盗むこともあります。詐欺に騙され個人情報を送信してしまうと、さらに被害が拡大します。詐欺の手口を知り、騙されないように注意しましょう。
送金詐欺の手口紹介
よくある送金詐欺の種類
LINEを使った主な送金詐欺の種類について解説します。
- 【フィッシング詐欺】
- 【架空料金請求詐欺】
- 【なりすまし】
フィッシング詐欺とは実在する企業や友達を装い、偽のWEBサイトのURLをLINEやメールなどに送り付け、住所や名前、パスワードや口座番号、クレジットカード情報などの個人情報を盗む手口です。WEBサイトは本物のサイトと同じように作られています。中でも多く見受けられるのがLINEやSMSに送られてくることも多い宅配業者を装った詐欺メッセージです。宅配業者から「荷物を持ち帰りました」というメッセージとともにURLが添付されています。
架空料金請求詐欺とは、未納料金が発生しているなどのメッセージを送り付け、実際には支払う必要のない料金を請求する詐欺行為です。支払いが遅れると「延滞料金が発生する」「法的措置を取る」「裁判に発展する」などと嘯きます。支払いには電子マネーカードの購入を要求し、カード番号を教えるように言ってくることもあります。事業者などがこのような要求をすることは絶対にありません。
LINEになりすまし、LINEアカウントなどを盗む手口が報告されています。「アカウントがロックされた」「電話番号による認証が必要」「アカウントが悪用、ログインされた可能性がある」などのメッセージとともにURLへ誘導されます。そしてLINEアカウントを乗っ取るというわです。LINEアカウントが乗っ取られると、友だち登録している友人にも被害が及ぶ可能性があります。
認証番号は絶対に教えないようにしよう
認証番号とはログイン時などに登録者のSMSに送られる4桁の数字のことです。「他人から聞かれても絶対教えないでください」と注意書きがされています。本人以外の人物が認証番号を必要とする場面はありません。覚えておきましょう。
認証番号を手に入れる詐欺手口事例
- 友人になりすまし、LINEやInstagramに「携帯の電話番号を教えて」とメッセージを送る
- 「送られてきた4桁の認証番号を教えて」と言われる
- 言われたまま送信するとLINEアカウントが乗っ取られる
送金詐欺被害の対策
覚えておきたいこと
まず、大前提として、LINEや銀行などの事業者がメッセージ機能を使い、送金を促したり、個人情報の入力を求めることはありません。このようなメッセージは詐欺です。一見、本物のような作りになっているWEBサイトもURLを確認すると偽物であることが分かります。不安をあおるような文面であっても、慌ててアクセスしたり、返信するようなことはやめましょう。
送金詐欺に遭わないための対策
【パスワードを使い回さない】
パスワードを複数のサービスで使い回すのは危険です。パスワードが詐欺師に漏れたときに全てのサービスにアクセスされる可能性があります。また、簡単に予測できないパスワードを設定するようにしてください。
【不審なメッセージに注意する】
SMSやLINEを利用した不審なメッセージに警戒する、URLにアクセスしないことが重要です。不審なメッセージには対応しないことです。このようなメッセージはあなただけに送られているのではなく、多数の人に一斉に送信されています。詐欺師はその中で引っかかる人を探しているのです。ご自身で判断できない場合は、公式な事業者や周囲に相談するようにしてください。
【スマホを最新のOSへアップデートする】
定期的にスマホのアップデート通知を受けます。最新のOSへップデートすることでスマホのセキュリティを向上させることができます。アップデートすることで不正アクセスなどを防ぐことができます。古いままになっていなか、スマホを確認してみましょう。
LINEを設定して投資詐欺から身を守る
知らない人からのメッセージを拒否する
友だちではない人からのメッセージは詐欺業者の可能性があります。そのようなメッセージを受信しないように予め設定しておくことが大切になります。以下に友だち以外からのメッセージ受信を拒否する方法についてご紹介します。
- ホーム画面の右上にある歯車マーク（設定）をタップ
- プライバシー管理
- 【メッセージ受信拒否】をオンにする
IDによる友だち追加を拒否する
IDによる友だち追加をオンにしている場合、投資詐欺グループから勝手に友だち追加される可能性があります。必要のない設定はオフにしておくことをおすすめします。
- ホーム画面の右上にある歯車マーク（設定）をタップ
- プライバシー管理
- 【IDによる友だち追加を許可】をオフにする
VOOMでのフォローに気を付けよう
LINEには「VOOM」という機能があります。VOOMは通常の友だちとは異なり、VOOM内でフォロー・フォロワーを増やすことができます。VOOMを使い、フォローをする投資詐欺業者。プロフィール欄には投資に関する魅力的な文言が並べられています。コンタクトを取るとLINEグループに招待されます。フォローされないために必要がない場合はオフにしておきましょう。
- VOOMの右上の人型のマークをタップ
- 歯車マークの設定を開く
- フォロー設定
- フォローを許可をオフにする
怪しいと感じたときはLINEに通報しよう
怪しいフォローを受けた時やメッセージを受けたときはLINEに通報するようにしましょう。通報したことは相手に知られることはありませんので安心してください。絶対に返信したり友だち追加しないようにしましょう。
【LINEへの通報手順】
- トーク画面の右上の[≡]メニューをタップ
- 設定
- 通報
- 通報理由を選ぶ
- 同意して送信
| LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所（社）では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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まとめ
送金詐欺や個人情報を盗むフィッシング詐欺では、実際にある企業や公的機関、LINEを装い、緊急性のあるメッセージを送り付けてきます。本来、このようなことはあり得ないということを覚えておきましょう。URLへアクセスしないことも重要です。友人の名前を騙る場合もあります。このような場合は他の手段で本人に確認を取るようにしてください。法的措置を取るなどとあっても無視しても問題ありません。怪しい要求には応じない。これが詐欺から身を守るために最も重要なこととなります。
| ※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
