危険を知ってる?個撮からストーカーに遭った|探偵の情報発信

個撮(こさつ)ブームの傍らストーカー被害や個撮トラブルが発生しています。「あなたが迷惑だ、嫌だからやめてほしい」「あなたに反復して迷惑行為が行われる」「あなたが拒否・拒絶をしているのに、あなたに対して好意を寄せ迷惑行為を止めない」この3つに当てはまっていれば、ストーカーと言っていいでしょう。個撮に関する注意喚起とストーカー被害、探偵のストーカー調査について事例を絡めて情報発信します。
2023/5/26 最新情報追記
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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ストーカーは個撮(個人撮影)から始まった
個撮の危険性とストーカーについて
個撮とは
個撮(こさつ)とは個人撮影の略で、カメラマンと被写体となるモデルが1対1で行う撮影スタイルを言います。撮影会や複数のカメラマン合同で行う撮影よりも柔軟性があり、こだわりの撮影ができることに人気を呼んでいます。その一方で、危険な目に遭ったり、個撮をきっかけにストーカー被害に遭った方もいます。
個撮は合意が原則
個撮はモデルとカメラマン双方の合意があれば違法とはなりません。アマチュアカメラマンがかねてからネット上撮影モデルを募集する声が上がっていました。時代とSNSの普及とともに個撮は活発化していて、男性側女性側問わずモデル自身が「カメラマン募集」などと投稿し、モデルの対価として報酬を得ています。撮影の動機や目的は双方さまざまであり、コスプレ、ドレス、制服、浴衣などの衣装で女性が屋外で撮影したり、密室でヌード写真を撮ることもあります。双方の合意が前提で、基本的に撮影自体は違法ではありません。
個撮トラブル
個撮で金銭トラブル | モデル本人が依頼して撮影してもらうパターン、カメラマンがモデルを依頼して撮影の機会を得るパターンと双方どちらが支払いをおこなう場合にも発生しています。「支払いがない」「交通費が実費で納得できない」など。文字による記録がない場合、証拠がありません。 |
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個撮で暴力やセクハラを受けた | 個撮は1対1で行われることが多く、暴力やセクハラを受けた声が少なくありません。指定場所がホテル、レンタルルームの場合は密室になります。「ブスがきたと機嫌が悪くなった」「ポーズが悪いと物に当たられた」「手を叩かれた」「ヌードを強要された」「下着姿を強要された」「相手が用意した衣装が卑猥な物だった」「撮影中に身体を触られた」「許し難い言葉をかけられた」など。 |
個撮トラブル相談事例
- リク撮の依頼を受けたら性的な言動が出てきた
- 個撮からストーカーが始まった
- コスプレで個撮を楽しむ娘がストーカーに遭っている
- 個撮撮影中にわいせつな言動があった
- 個撮のお客さんから好意を持たれ個撮から卒業した
- SNSを使ってしつこくつきまとわれる
- 意図しない撮影を強要された
- レンタルルームの密室で怖い思いをした
- 車に乗ることに抵抗があり何をされるか怖かった
- ネットで撮影された写真が拡散された
- 個撮を知った親にものすごく怒られた
- わいせつサイト、素人アダルトサイト、風俗店の呼び込み写真に使われた
※リク撮とは過去に個撮や集団撮影会のモデルに改めて仕事の発注受注をすること。
※相談事例は過去の相談事例を元に一部内容を変更して掲載しています。
ストーカーとは
特定の人に対して、相手につきまって生活を監視したり、メールや手紙を大量に送ったり、無言電話を頻繁にかけたりする迷惑行為です。執拗で異常なほどの執着心と支配欲に基づく行動で、自身でも歯止めが利かず、行動がエスカレートすることが挙げられます。
ストーカーに見られるエロトマニア(被愛妄想)
ストーカーの大きな特徴として、特定の人(相手)に対して一方通行で恋愛感情を持ち「(相手)も自分のことを好きに違いない」「自分たちは両思いだ」「2人の間にある壁を乗り越えて一緒になろう」など、相手の感情とはお構いなしに、相手も自分を好きに違いない、一緒になりたいと思っているなど、エロトマニア(被愛妄想)が見られます。相手が拒否してもお構いなしに迷惑行為を止めず、拒否さえも「自分を好きに違いない」「好きをストレートに表現できないだけ」など、相手の気持ちや言わんとする事に対しても誤った解釈をしてしまうのです。
個撮中ストーカーの危険度は増す
個撮は自分を撮ってもらうためにカメラマンに依頼する場合と、カメラマンが自分好みのモデルとマッチングして撮影に及ぶパターンが多いです。後者の場合、カメラマンは、自分好みのモデルと出会い、自分好みの衣装やイメージに沿うように撮影を依頼します。2人きりでカメラ越しに見せるモデルの表情、しぐさ一つ一つに勘違いをします。「自分だけのために笑顔を送ってくれる」「このモデルは自分に好意を持ってくれている」「カメラ越しに誘惑している」など身勝手な考えに及びます。以上の理由から、個撮からストーカーに発展する、相手が勘違いしてくることがあります。
ストーカーにある甘えと攻撃
ストーカーに見られる共通点は「甘え」と「攻撃」です。対人関係を築くこと、コミュニケーション能力が未熟なまま大人になり、相手や周囲の思いを汲み取ることが著しく苦手で、相手の拒否・拒絶に対しては過剰なまでに反応します。元恋人や夫婦関係にあった男女など、よりを戻したいと執拗に迫ります。また、一目惚れなど、たまたま出会った・見かけた人にも恋愛感情を持ち、接近を試みたり、手紙を渡そうとしたり、匿名の電話をかけたりする場合もあります。
個撮にまつわる報道について「動画を撮る目的で会った」
情報引用元/産経新聞/2023年5月現在 | 手錠で監禁の女性死亡 「茨城別荘男」は何をしたか |
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情報引用元/読売新聞/2023年5月現在 | 危うい「個人撮影」…SNSで依頼受けたモデル女性、トラブルに巻き込まれるケース後絶たず |
ストーカー報道について「27歳男のゆがんだ妄想」
情報引用元/産経新聞/2023年5月現在 | 「楽しい時間をありがとう」から一転「嫌な女」27歳男のゆがんだ妄想 |
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Web掲示板での呼びかけにも注意
ストーカー加害者は、とにかく執拗なまでに被害者を追い込みます。時には偽善者を装います。逗子ストーカー殺人事件の加害者は、某ネットの掲示板で、被害者のことを探したいと呼び掛けていました。「お世話になった人を探している」と一見ポジティブと見られる発言で情報提供を募っていました。少し話は変わりますが、Twitterなどの誹謗中傷などの拡散にも見られるように、一般の方が何気なく目にした呼びかけや記事に対して、親切心や正義感のもとに加担してしまう場合があるので注意が必要です。インターネットの普及に伴い、例え情報が断片的であっても、ストーカー加害者はターゲット(被害者)の所在・行方を執拗なまでに追いかけます。芸能人、著名人、ナイトワーカーの従事者に限らず、一般人までもストーカーのターゲットになります。
SNSで気を付けるべき対策
あなたのスマートフォンSNS設定は大丈夫ですか?
- LINEは、友達の自動追加をオフにする、ID検索をオフ、タイムラインの公開範囲も考える
- facebookは、閲覧範囲を友達に設定し、検索してリンクされる内容も設定をオフにする
- 公開した写真から場所を特定される場合がある(眼球に映り込んだ背景、お弁当のシールから頻繁利用の店名が判明した、お店のロゴ、画像検索機能など)
ストーカー加害者の気持ち
ストーカー加害者はもとの関係に戻りたい、ただ姿を見たい・声が聞きたい、憎しみや怒りがある、自分を理解してほしい、会いたい、会話ができれば良い、ストーカー行為だと思っていないなどさまざまですが、自分の置かれている環境と相手の環境を比べて「自分だけ幸せになりやがって」と憎しみが増発する傾向があります。
ストーカー加害者から脅威を感じる前触れ
一概には言えませんが、明らかに脅威がある前触れです。警察に相談しましょう。
- ストーカー加害者から「お前だけ幸せになりやがって」「殺してやる」という発言がある
- ストーカー加害者の姿が転居先近くで目撃情報があった
- ストーカー加害者の家族から「逃げて」と連絡があった
- ストーカー被害者がストーカー規制法に抵触している、自暴自棄になっている
- ストーカー加害者が自殺を仄めかす
ストーカーに遭っていたら
ストーカーに遭っていたら、または遭っているかも?と思ったら早い段階で警察に相談しましょう。すぐに警察に動いてもらえるよう、事前の相談は大切です。早期にストーカー被害の証拠収集を行った上で、それを基に被害届を提出したり、相手方に警告をするなど早期に解決する必要があるのです。自らの生活に支障を来たすだけに留まらず、家族や周囲を巻き込む恐れがあります。ストーカー問題を解決する為には、まず警察に相談することが重要ですが、警察には証拠がない、ストーカーには当たらないなどと言われ、取り扱ってもらえない場合もあります。
ストーカー規制法が変わっています
元交際相手等の自動車等にGPS機器を取り付け、位置情報を取得する事案がみられるなど最近のストーカー行為の実情を踏まえ、令和3年5月26日にストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律が公布されました。以下はストーカー規制法に抵触します。
- 拒否されているのにSNSやブログにメッセージを送り付ける行為
- 「警告」を経ていなくとも、ストーカー行為者に強い行動制限を課せられる
- 懲役1年以下か100万円の罰金など罰則が2倍になった
- 被害者が告訴しなくてもストーカー行為の加害者を起訴できるようになった
今の段階ではストーカーにあたるか分からない
ストーカー行為は、軽く見ていると後で取り返しのつかない事態になってしまうこともあります。早い段階で対策を取ることはとても大事なこと。周囲に相談したり専門家に相談しておく必要があります。また相手の情報収集をしておくことで、前兆などを察して、あるいは何か起きてしまった場合などすぐに対処できます。
探偵興信所が行うストーカーに対する調査
探偵興信所ではストーカーに対する調査があります。ストーカー行為を止めさせること、ストーカー行為により被った事象に対して賠償請求を行うこと、ストーカー行為が刑法に触れた場合は刑事事件として解決するなどをストーカー調査の目的としています。多くの方が勘違いしていることは、ストーカーの被害が出てから相談すること、被害が出ていない段階では相談を躊躇することです。エスカレートしていくのを待つのではなく、被害を食い止めることも大きな意味があると思っています。
個撮によるストーカーを相談できる場所
警察や公共機関への相談
もしかしたら自分はストーカー(被害)に遭っているのではないかと思われた方は、早めに警察に相談することが重要です。例え、警察がストーカー被害として被害届を受理してくれなくても警察に相談したという記録が残りますし、危険性を考慮し初めからストーカー被害として受理し、捜査を開始してくれる場合もあります。警察に相談してもすぐに扱ってくれる事案とそうでない事案があります。諦めずにご相談ください。きっと解決方法が見つかるはずです。
その他、ストーカーを相談できる場所
警察に相談しても取り扱ってくれない、大ごとにはしたくないなど警察以外の相談窓口を希望される方は法テラスや弁護士事務所などにも相談することが可能です。
探偵興信所への相談
警察に相談するのは躊躇う、警察が取り扱ってくれなかった、娘の個撮を知られたくない、相手が元交際相手や知人など知っている人なので大ごとにはしたくない、不倫相手がストーカーをしている、警察に相談する前に証拠が欲しい、相手が誰か知りたいなどとお考えの方は探偵興信所に相談して下さい。探偵がストーカー調査で協力できます。あなたの要望に沿った調査内容、調査プランをご提案致します。
個撮トラブルに遭わないために
- 個撮を依頼・受注する場合は安全性を確保する
- 個撮の危険性を理解した上で撮影を受注する
- 個撮の受注・発注にはしっかりした契約書を交わす
- 個撮に信頼のおける人を同行させる
- 個撮をする場合は信用と信頼を確保した上で行う
- 防犯ブザー、護身グッツを持ち歩く
- 常に過信しないで危険を感じたら110番通報する
ストーカー被害解決に向けて自分でできること
- ストーカー被害の記録を残しておく
- 相手からのメールやDMに返信しない
- ストーカーの相手方に対して断固拒否するという姿勢、気持ちを持つ
- 外出時やゴミを出す場合など個人情報の流出に留意する
- 個人情報が流出する恐れがある紙はシュレッダーにかけ、ゴミは決められた日当日に出す
- 自分の顔写真をインターネットに載せない
- 自分の電話番号、アドレスなどはインターネットで公開しない
- 住所、最寄り駅がわかるような写真をインターネットであげない
- 防犯ブザーを持ち歩き、身の危険を感じた際は110番通報、防犯ブザーを活用する
個撮から始まった恐怖|ストーカー調査を探偵依頼
ストーカーの調査体験談|ストーカーは個撮カメラマンだと思う|50代女性
娘が個撮をしています。最初は親として首を傾げましたが、過去平穏に個撮をしてきた経緯からいつものことくらいに捉えていました。今回は違います。ストーカー化していると心配しています。相手は恐らく過去のカメラマンです。
探偵調査依頼のきっかけ
しっかり者の娘ですし、趣味の一環として楽しみながら簡単なお小遣い稼ぎと思って放任していました。親の責任です。甘く見ていたツケが今回ってきました。本当にいまさらですが、女の子と言うこともあり心配です。ストーカーを解決したい、ストーカーしてくる人が誰なのか知りたい、安心して生活させてあげたいと思っています。
調査内容
調査内容 | ストーカー行為の証拠収集、相手方の特定調査 |
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日数・時間 | 8日間 |
費用 | 39万円(経費別) |
探偵利用の感想
個撮を楽しんでおられるお子さんがいたら、きちんとお子さんに個撮のリスクもお話ししてあげてください。一番厄介なのは、相手が分からない場合です。特定のしようがありません。娘に相手のことを聞いたら「覚えていない」と言います。無頓着と言いますか、しっかり者の娘だと思っていましたが、まだまだ親の目を光らせていないといけません。何かあってからでは遅いと思います。反省にも至ります。探偵の方から、個撮でのトラブルは多く相談がある、娘が今まで目立った被害がないのが救いと言われました。本当にそのとおりです。自分を大事にするよう話をします。
個撮によるストーカーを解決するために有効な探偵調査
個撮によるストーカーを解決する|探偵興信所のストーカー調査
探偵興信所一般社団法人ではストーカーや付きまといや待ち伏せなどのストーカーにお悩みの方に向けた解決するために提案できる調査の内容です。解決を望んでいる、依頼を検討されている方は参考の上、無料相談窓口を利用してご検討ください。
探偵興信所が行える調査内容
ストーカーを行う者の証拠収集調査 | 10日間 25万円+諸経費 |
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ストーカーを行う者の特定調査 | 2週間 30万円+諸経費 |
ストーカーを行う者の行動調査 | 5日間 35万円+諸経費 |
※上記調査は状況よって必要調査が変わります。調査の内容、調査費用、日程などは相談窓口よりお問合せください。各専門家をお繋ぎしますので、どのような内容かをお話ください。相談内容は守秘義務により固く守られます。ご安心ください。
LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所(社)では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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探偵興信所のご案内|個撮によるストーカー調査
個撮によるストーカー解決|今すぐ相談したい方は
探偵のストーカー調査をご検討ください。探偵に相談することは、とても勇気がいることだと思います。ここで少しだけお話させてください。私たち探偵興信所は相談し難い場所ではないこと。いつでもお気軽に相談をいただけるような環境を作っています。「これはストーカー行為にあたるのか」「ストーカーされているかもしれない」「外に出るのが怖い」など、相談は24時間、電話若しくはメールで無料お受けしています。どこに相談したらいいのかわからない方や早急に解決したいなどお悩みや相談内容は人それぞれです。相談者の悩みに寄り添った解決方法をご提案します。
抱えている問題・悩みを早期解決し、新たな一歩を踏み出せるよう専門家が全力でサポートしますので、お気軽に電話若しくはメールでお問い合わせ下さい。
ストーカー被害に関するよくある質問と答え
質問1:ストーカー被害を受けています。おおよその予想はついていますが、お客さんであるため無下にできません。どうしたらいいですか? 答え1:お客さんであっても、ストーカー行為をしていいというわけではありません。ストーカー被害の状況を分析し、証拠収集を行います。そして然るべき対応を考えましょう。芸能人が長年ストーカーに悩まされている報道が頻繁にありますが、実は氷山の一角です。長年の苦しみを我慢することなく、人間的な生活、穏やかな精神を保てるようお手伝いいたします。 |
質問2:ストーカーに遭っています。警察に相談しましたが被害届を提出できませんでした。証拠を掴み、訴えたいのですが可能でしょうか? 答え2:警察に相談しても証拠不十分やストーカー行為に該当しないなどと言われ、被害届を受理してもらえないケースは多々あります。しかし、現状の資料を精査し、果たしてストーカー行為に該当しないのかを確認することも可能ですし、警察に伝えていなかった部分が判明しストーカー行為に該当する証拠を発見したり、警察に相談後、証拠収集により新たな証拠を掴むなど進展するケースも多々あります。それを基に被害届を提出したり、話し合いなどで解決に至るケースもあります。 |
質問3:ストーカー被害を解決したいのですが、気になることが2つあります。「逆恨みされないか」「費用はいくらかかるか」が気になります。 答え3:ストーカー加害者からの報復を気にされる方がいらっしゃいます。ストーカーをする者は私達が平素想像しないような思考を持つことは確かです。専門家のアドバイスもありますので、あなたが穏やかに暮らせるためにサポートさせていただきます。費用に関してですが、ストーカー被害と一言で言っても、相談者により被害の状況は異なりますし、求めている証拠関係も異なってきます。探偵興信所では事情に即した証拠収集や犯人特定などを行うため、相談者に合ったプランをそれぞれ提出します。 |




※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
