採用時のバッググラウンドチェック|身元調査

従業員の採用時にバッググラウンドチェックを取り入れる企業が増えてきました。企業の成長のためには、従業員のバッググラウンドチェックが重要になります。探偵興信所の事例をもとに、探偵興信所のバッググラウンドチェックについてご紹介します。
最終更新日 2023/3/30
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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探偵興信所のバッググラウンドチェックをご紹介
増加するバッググラウンドチェック
バッググラウンドチェックを取り入れる企業
人材は、企業にとってとても最も重要要素といえます。現在、人材不足が深刻化しています。大手企業では、新卒の初任給をあげ、人材の囲い込みが始まっています。それを倣う中小企業も増加しています。しかし、働いてくれるならどんな人物でもいいわけではありません。企業が成長するために、企業に貢献出来る人材が欲しいのが本音でしょう。そこで最近、多くの企業で取り入れられているのが、バッググラウンドチェックです。バッググラウンドチェックについて解説します。
バックグランドチェックとは?
バッググラウンドチェックとは、会社に不利益を与える人物の採用を未然に防ぐために行う調査のことです。面接や履歴書の情報に虚偽や問題がないかあらかじめ調べます。主な調査項目は以下になります。
- 学歴
- 職歴
- 勤務態度
- 民事訴訟歴
- 問題行動
リファレンスチェックは?
バッググラウンドチェックと同様に、リファレンスチェックも増えています。リファレンスチェックとは、以前、一緒に働いた経験がある第三者(同僚や上司)から意見等を聞くことで、候補者に嘘がないか確認し、自社に適しているかチェックすることです。リファレンスチェックの主な調査項目は以下になります。
- 業務実績
- 勤務態度
- 人物像
- 問題点
バッググラウンドチェックにおける問題点
バッググラウンドチェックは基本的に内定前に行います。バッググラウンドチェックを行う際は、応募者の承認が必要となります。多くの企業がバッググラウンドチェクを採用しているため、拒否することは少ないでしょう。仮に、バッググラウンドチェックを拒否してきた場合、やましいことや履歴書などに偽りがあると考えられます。この場合、内定を見送りにするのが妥当と言えるでしょう。
自社で行うバッググラウンドチェックと相談先
バッググラウンドチェックを自社で行う手順
採用予定者のバッググラウンドチェックを自分で行うための手順をご説明します。
- 候補者に同意書の提出を求める
- 必要情報の収集
- オンラインでの調査
- 前職の電話確認
- 信用調査機関の利用
- 面接での質問
@候補者に同意書の提出を求める
第一に採用予定者に同意書を提出してもらい、バッググラウンドチェックを行うことに同意してもらう必要があります。
A必要情報の収集
採用予定者から、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、前職情報、教育経歴、身分証明書など必要な情報を収集します。
Bオンラインでの調査
Google検索、Instagram、Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアサイトで採用予定者を調べてみましょう。また、前職の公式ホームページや業界専門誌、ニュース記事などからも情報収集が可能です。
C前職の電話確認
採用予定者の前職に電話し、雇用期間、雇用形態、業務内容、パフォーマンス、退職理由などを確認します。
D信用調査機関の利用
業種・職種によっては従業員の借金はデメリットとなる場合があります。借金を調べるには、採用予定者の本人から信用調査機関に「信用情報」を照会してもらい、結果を提出してもらうことで借金を把握することができます。
E面接での質問
面接で採用予定者に、学歴・職歴やスキル・経験などに関する質問をすることで、詳細な情報を得ることができます。
調査会社のバッググラウンドチェック
採用予定者本人の同意を得て、バッググラウンドチェック専門の調査会社へ依頼することも可能です。専門の調査会社に依頼した場合、前出の他に以下のことを調べることも可能です。
- 居住実態
- 生活状況
- 犯罪歴
- 反社チェック
- 自己破産歴
専門の調査会社を利用することで、採用予定者のより細かな情報を調べることも可能となります。
探偵興信所のバッググラウンドチェック事例紹介
バッググラウンドチェック相談事例の紹介
相談者:40代男性
『はじめて相談させていただきます。ある介護施設を運営しているものです。系列グループも合わせると三つありますが、とりわけ人材不足で頭を痛めております。職員はパートも含め、総勢60名からおりますが、全然足りていないのが現状です。職員スタッフを応募しており随時面接をして採用しておりますが、日々の業務に追われており、それすらも手が回らないというのが本音です。今回新規採用で5名採用する予定ではありますが、求人が8名きています。相談内容は、採用する上で最適な人材か判断したいため、バッググラウンドチェックをお願いしたいと思っております。選考上この内の3名のバックグランドチェック調査をお願いします。』
調査費用
調査内容 | 採用予定者のバッググラウンドチェック |
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調査期間 | 2ヵ月間 |
調査費用 | 95万円(経費別) |
調査結果
2ヶ月間の調査の末、調査した3名のうち2名は、これといって何の問題も見当たりませんでした。残った1名に関しては問題を発見するに至りました。その人物は、現在バツイチ女性と交際いる事実が確認されております。お相手の女性には7歳の女児がいたのですが、調査対象者がこの女児に手を上げていると噂になっていたことを近隣住民から入手しました。このことから児童相談所で裏付けが取れております。
依頼者の声
私どもの介護施設という環境において、児童虐待の噂がある人物をこの時点で雇い入れるのは見送った方がいいと判断いたしました。少しでも懸念のある人物は避けたいというのが本音でもあります。履歴書や面接ではわからないことがあるのだと痛感しております。このたびは、ありがとうございました。
バッググラウンドチェックに関する質問

質問1:採用予定者の情報はどこまで調べられるのですか? 答え1:ケースバイケースなので100%とは断言はできませんが、依頼者の知りたい情報に関しては、多くが実際の調査にて判明しています。 |
質問2:交友関係が全く無いような人(友達や知人が限りなくゼロに等しい)を調べても何かわかるでしょうか? 答え2:友人が全くいないと申告する時点で何か理由があると想像できます。こういった人物に関しても調査をすることで判明する事実はたくさんあります。 |
質問3:調査してもらいたい人物が現在、研修期間中ですが調査は可能でしょうか? 答え3:バッググラウンドチェックは正式に採用する前に行うことをおすすめしています。正式採用の判断基準にもなるため、研修期間中であっても調査を受け付けております。 |
LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所(社)では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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まとめ
転職に限らず好感を得ようとして見栄を張ったり、嘘をついてしまうことがあります。これは誰もが一度は経験したことがあるのでは無いでしょうか。生活では、その小さな嘘は時には必要な場合があるのも事実です。しかし、仕事においては虚偽や嘘は大問題です。見抜けずに雇った際には、さまざまな問題やトラブルが起きてしまう可能性があります。回避するためには、採用時のバックグランドチェックがとても重要な調査になります。探偵興信所のバッググラウンドチェックをご検討の方は、無料相談窓口よりお問い合わせください。
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※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
