中絶費用や慰謝料を請求する妊娠詐欺多発
妊娠・出産は女性だけしか経験のできません。この経験を逆手にとって、悪用する詐欺師がいます。それが妊娠詐欺です。関係を持った女性に突然妊娠を告げられた男性は、言われるままに金銭を支払ってしまうか、連絡を無視し続けるかの2択でしょう。そもそも妊娠自体が詐欺かもしれませんっ見極めるにはどうすれば良いのでしょうか。
最終更新日 2022/11/3
【この記事は下記の方に向けた内容です】
|
妊娠詐欺の手口
一夜だけの女には注意
妊娠詐欺多発
妊娠詐欺とは、その名の通り妊娠を盾に金銭を要求する行為です。もしかすると、本当に妊娠しているのかもしれません。しかしその多くは妊娠詐欺である可能性が高いといえます。マッチングアプリやパパ活、街コンなどを利用する男女が増えたことで、妊娠詐欺も増加傾向にあります。
妊娠詐欺の手口
容易にセックスができる
身体の関係を持たなければ妊娠詐欺は使えません。そのため出会ったその日に関係を持つ、または肉体関係になるまでに時間がかからないという特徴が挙げられます。またコンドームを付けさせないことも妊娠詐欺の手口の1つです。「ゴムが嫌い」「安全日だからそのままでいいよ」出会って間もない女性とセックスをするとき、このようなセリフが女性の口から出たら要注意でしょう。
妊娠を告げる
仮に肉体関係を持った日を女性の排卵日当日〜2日前だったとします。その後、生理予定日に生理がこない→妊娠検査薬陽性→病院で胎児確認エコー写真という流れから、肉体関係を持った3週間後当たりに、女性から妊娠を告げられます。証拠に妊娠検査薬やエコー写真見せられれば、身に覚えがあればドキっとしますよね。安心してください。妊娠が詐欺だった場合、妊娠検査薬やエコー写真はネットで買ったものと考えられます。エコー写真の日付はよく確認してください。計算が合わなければ、本物ではない可能性があります。
中絶費用の要求
彼女でもない、妻でもない女性に妊娠を告げられて、出産を選択する男性の方が少ないと思います。妊娠詐欺はまさにそこを狙っています。女性が「産みたいけど不安」と泣けば、女性の妊娠に身に覚えのある男性は罪悪感を抱くでしょう。でも現実問題は育てられません。女性は男性の感情を刺激して、「中絶費用を負担するから今回は諦めてほしい」という言葉を待っているのです。責任を取りたくない男性は中絶費用の負担でこの問題が解決されるならと支払ってしまう人も少なくありません。
※初期妊娠における中絶費用は10〜15万円が相場となっています。
慰謝料の請求
中絶費用だけで女性を関係が終わると思いきや、ここから女性の夫を名乗る男性が登場することもあります。中絶費用の要求だけでなく、妻と肉体関係を持った、妊娠させたということで慰謝料を請求してきます。または女性本人から、中絶における精神的苦痛を理由に慰謝料を請求されることもあります。妊娠詐欺はこのように何かと理由をつけ金銭を要求し、中絶費用だけで終わらないこともあります。
妊娠詐欺に狙われるターゲット層
妊娠詐欺のターゲットは誰でもいいわけではありません。お金を持っていない男性、妊娠・出産を受け入れる男性をターゲットにしても目的は果たせません。妊娠詐欺におけるターゲット層は明確です。
- お金持ち
- 肩書がある
- 既婚者
- 彼女・婚約者がいる
遊び相手である女性の妊娠が周囲にバレると困り、支払い能力のある男性をターゲットにしています。支払いを拒否すれば、「妊娠したことを奥さんにも言う」「勤め先にバラす」と脅してくるでしょう。
ターゲットとなる男性の探し方
マッチングアプリが最も多いといえます。マッチングアプリは収入を絞って検索することも可能です。妊娠詐欺の豊富な女性は、プロフィールや写真から既婚者であるか判断できると言います。そのほかにも既婚者専用のマッチングアプリなどもあります。簡単に相手の条件を絞れるマッチングアプリは、妊娠詐欺のターゲット探しにも向いています。利用者は十分な注意が必要です。
妊娠が事実の場合もある
妊娠が嘘とは限らない
必ずしも妊娠自体が嘘であるとはいえません。妊娠の事実だが、父親は他の男性ということもあります。この場合、妊娠自体は事実なので妊娠検査薬やエコー写真は本物です。本物であるから堂々と費用も請求できます。ただ違うのは父親である男性。しかし、女性と肉体関係を持った男性にはそれを証明できません。証明できるとしたら、ＤＮＡ鑑定になります。妊娠7週目から検査が可能となりますが、もちろん費用は発生します。疑いを持ち、費用をかけ、ＤＮＡ鑑定した結果、父親が自分だった場合はその事実を受け止められますか？ＤＮＡ鑑定をするときは、その先のことまで想定して行わなけらばなりません。しかしＤＮＡ鑑定したいと申し出たが、女性がＤＮＡ鑑定を拒否した場合は他の男性が父親である可能性は高まります。
妊娠報告を無視しない
遊びのはずだった女性から妊娠を告げられたら、動揺するのは当然でしょう。しかし女性からの連絡を無視するというのはよくありません。実際に探偵興信所でも、妊娠を告げた途端連絡が取れなくなったという女性からの相談があります。無視を続けると妊娠が事実であった場合、より問題が大きくなります。女性から妊娠を告げられたら、まずは妊娠の事実をご自身の目で確認しましょう。
妊娠詐欺か見極める
即金銭を支払わない
肉体関係を持った女性に妊娠を告げられても、即金銭を支払わないということが重要です。妊娠が事実であっても、父親であるとはまだわかりません。妊娠自体が嘘である可能性もあります。言われるがまま金銭を支払ったことにより、その後も要求されることもあります。まずは妊娠詐欺を疑いましょう。
妊娠詐欺を疑える特徴
- 出会ったその日や間もないうちに肉体関係を持った
- エコー写真が正確ではない
- 即金銭を要求する
- 後から結婚していると告げる
- ＤＮＡ鑑定を拒否する
女性の素性を調べる
一夜だけの遊びのつもりだった男性にとっては、女性のことをよく知らないまま関係を持ったという方も多いでしょう。女性の本名や年齢は知っていますか？妊娠詐欺を訴えたいと思っても、本名も分からなければ訴えることもできません。金銭を支払う前に、女性の本名、年齢、住所、勤務先、電話番号は把握しておきましょう。
マッチングアプリを調べる
妊娠詐欺であるならば、女性は同時に他の男性もターゲットにしている可能性も考えられます。女性とマッチングアプリで出会ったならば、マッチングアプリで女性を探してみると良いでしょう。現在、妊娠中で悩んでいるはずの女性が新たな出会いを求めるというのは考えにくいです。女性がマッチングアプルに何食わぬ顔で登録、出会いを探している証拠こそが、妊娠詐欺の可能性を一気に高めます。
探偵興信所の身元調査
女性の身元・行動を調べることで、妊娠詐欺であるか見極めましょう。探偵興信所の身元調査では女性の本名や住所など身元に関することを調べることが可能です。また女性の行動を調査することで、他にターゲットとなる男性と会っていないか、他の男性と肉体関係を持っていないか、他の男性にも中絶費用を要求していないかなど調べられます。
妊娠詐欺に遭わないためにできること
身を守るということ
妊娠詐欺のターゲットにならないためには、安易に知らない女性と肉体関係を持たないことが最も重要です。好みの女性から誘われれば、つい誘いに乗ってしまう男性も多いと思います。しかしそれでは妊娠詐欺の良いカモです。また肉体関係を持つときは、コンドームを必ずつけるといったことも大切なことです。ただし、コンドームによる避妊は100％ではありません。それでも避妊なしでセックスをするよりは安全といえます。
個人情報を教えない
その女性と本気で付き合っていくことを考えていないならば、個人情報を安易に教えないことです。それでも隙を狙って、バッグ等を探られるかもしれません。身分証明に繋がるものは持ち歩かない、見せないということも必要でしょう。
金銭を要求されても支払わない
妊娠に身に覚えがあっても、妊娠詐欺である可能性があります。女性の話が事実であることの確認ができるまでは、支払いを拒否しましょう。しかし事実であった場合、妊娠初期の中絶と、中期中絶では女性の心身の負担が大きく違います。いずれにしても肉体関係を持った女性から妊娠を告げられたら、早めの対処が必要です。
| LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所（社）では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
|---|
無料相談窓口のご案内
まとめ
妊娠詐欺の巧妙な手口を紹介しました。妊娠を告げられても、動揺せずに冷静に対処しましょう。必ず金銭を支払う前に事実確認をしてください。お困りの方は相談してください。探偵興信所が詐欺師を暴きます。
無料相談窓口
ご相談は24時間、メール・電話で受け付けています。身辺調査をお考えの方は、無料相談窓口をご利用ください。豊富な知識を持つ専門家が担当します。
| ※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
