喫緊!リスクマネジメントの重要性と怠った場合の末路

リスクマネジメントとは個人、企業で起こり得るさまざまな「損失」「問題」「危険」を回避するための方法です。発生するかもしれないリスク(危険)にはどんなものがあるのかを予想・理解して、そのリスク(危険)を回避するために適切な行動をとること、例えリスクが発生しても被害を最小限に食い止める準備をすることをリスクマネジメントと言います。今日は探偵興信所で行えるリスクマネジメントと問題解決方法を事例と共にご紹介していきます。社内犯罪調査、企業社員調査、盗聴器発生調査等は探偵をご活用ください。
2023/5/15 最新情報追記
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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社内外で起きる危険性に対してのリスクマネジメント
リスクマネジメント|最大限の効率化と管理
リスクマネジメントとは
リスクマネジメントとは、リスクを組織的に管理(マネジメント)し、損失等の回避又は低減を図るプロセスをいいます。企業の価値を維持・増大していくために、企業が経営を行っていく上で障壁となるリスク及びそのリスクが及ぼす影響を正確に把握し、事前に対策を講じることで危険発生を回避し、危険発生時の損失を極小化するための経営管理手法をいいます。加えて企業価値の向上にも繋がると考えます。
リスクについて
リスクとは「危険」を意味します。似て非なるもの「危機」がありますが、危機は発生から回復が危機管理つまりクライシスマネジメントです。危機は予算が分からない上に損失がどこまで拡大するかわかりません。危険は起きる前、つまりリスクマネジメントは予算化しやすいと言われています。
リスクマネジメントのプロセスとは
業界業種が違えどほとんどの場合が次のプロセスを経てリスクマネジメントを行うことが理想とされます。リスクマネジメントを実施していく場合は「(1)リスクの発見及び特定」、「(2)リスクの算定」、「(3)リスクの評価」、「(4)リスク対策の選択」、「(5)リスク対策の実施」、「(6)残留リスクの評価」、「(7)リスクへの対応方針及び対策のモニタリングと是正」、「(8)リスクマネジメントの有効性評価と是正」というプロセスを経ることとなります。
情報引用元/経済産業省HP/2023年5月現在 「リスクマネジメントの展開」
考えられるリスクとは
企業で考えられるリスク |
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企業外で考えられるリスク |
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自然災害や事故のリスクも考えなくてはなりません。震災、水災害、異常気象、労災、テロ、設備故障、運搬における事故も考えられます。
リスクマネジメント|資源・資産・リスクの効率化
リスクマネジメントを考えた際に、いかに効率良くさまざまな問題、危険、損失に対して回避するかがポイントになります。よく言われる手法はPDCA(計画・実行・評価・改善)を用いて最大限にリスクを軽減して、最大限の効率化を図り管理していくこと。事前にリスクを回避することも重要ですが、問題が起きた後の解決と起きた問題を今後のリスクマネジメントに変えていくことも重要です。
リスクマネジメントを怠った場合の末路
リスクマネジメントを怠ることは企業の社会的信用と信頼を失うこととなり、経営困難、しまいには経営破綻に陥る可能性があります。 だからこそ、リスクマネジメントは自社の事業存続や経営目標の達成を叶えるため、ひいては企業価値の向上にも繋がる真摯に取り組む必要があります。
リスクマネジメント|目的を達成するための管理
企業では、目標を達成するためにマネジメントと管理の両面を遂行していると推察されます。マネジメントは、目標に対して組織を発展させていくこと、管理は、目標を達成させるために組織を維持していくことだと言えます。
働く人材を大事にしなければならない理由
どうしても、企業目線で見ると、利益や発展にばかり気を取られがちです。重要なのは働く人材を大事にすること。働く人材に目を向けることです。従業員・社員を大事にできなければ、企業の発展はあり得ません。人材を大切にして風通しの良い職場にはリスクが低く、事故が起こりにくいと言われています。以下は探偵に相談が寄せられた内容の一部です。
- 従業員・社員の成績が悪化している
- 従業員・社員の外出が多い
- 従業員・社員の不正や横領の疑いがある
- 従業員・社員の悪事の証拠が掴めない
- 従業員・社員の交友関係や素行に問題がある
- 従業員・社員の業務時間外の行動に不信感がある
- 社内での活動に問題があり社内調査が必要
- 役員や経営者の活動に問題があり社内調査が必要
- 業務拡大につき他社の動向や経営状況を確認したい
※相談事例は過去の相談事例を元に一部内容を変更して掲載しています。
リスクマネジメントの怠り|従業員・社員の不祥事
情報引用元/朝日新聞/2023年5月現在 | 繰り返される不祥事、声上げられぬ社員「上層部は自己保身に走る」 |
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情報引用元/産経新聞/2023年5月現在 | 正規のカツオと偽った疑い 元役員ら書類送検、静岡・焼津 |
情報引用元/東京新聞/2023年5月現在 | 老人ホーム入所90歳が蹴られ、搬送後に死亡「いろいろ頼まれ腹が立った」 |
人・物・金・情報の管理が必要|リスクマネジメント
リスクマネジメント|人のマネジメント
人のリスクマネジメントとは、人間関係や人の行動に起因するリスクを予防・管理・対策することだと言えます。社員の不祥事やトラブル、社員の不適切な行動、健康管理やセキュリティ対策などが該当し、人のリスクマネジメントでは、社員教育やトレーニング、ハラスメント対策、セキュリティ対策、組織風土の整備などが行われます。社員のモラルアップやコミュニケーションの改善に努め、社員との信頼関係を築くことで、企業内のトラブルや不祥事を防止し、組織の安定的な運営が可能になります。また、人のリスクマネジメントは、法令遵守やコンプライアンスの観点からも重要だと言えます。
リスクマネジメント|物のマネジメント
物のリスクマネジメントとは、企業が抱える物的資産に対して発生する損失や被害を事前に予測し、予防・回避するための手法や活動だと言えます。火災・地震・盗難・水害・事故などの災害による被害や、設備の故障・老朽化、偽造品や模倣品の流通、不正アクセスや情報漏洩などのリスクを対象とするため重要だと言えます。
リスクマネジメント|金のマネジメント
お金のリスクマネジメントとは、企業が金銭に関するリスクを予測し、そのリスクを最小限に抑えるための戦略や手法のことだと言えます。資金調達や財務管理、投資、為替リスク管理、保険などに関するリスクマネジメントを行い、業務継続性を確保するための対策を講じるなど重要なことだと言えます。
リスクマネジメント|情報のマネジメント
情報のリスクマネジメントとは、機密情報や個人情報などの重要な情報資産を保護し、損失や漏洩、不正利用などのリスクを最小化するための取り組みです。情報の取得、使用、保存、共有、廃棄などの全ての過程において、適切な管理とセキュリティ対策を実施し、情報の機密性、完全性、可用性を確保することが求められます。また、社員や外部の関係者による情報漏洩や不正アクセスなどのリスクに対しても、適切な教育・訓練を行い、組織文化の浸透や適切なアクセス制御や監視を実施することが重要だと言えます。
実際にリスクマネジメントを探偵依頼した体験談
従業員の業務上横領|任せていたが故に|50代男性
体験談
管理を任せていた従業員の問題行動の悩みを抱えた会社・企業側からの依頼・素行調査体験談です。

探偵調査依頼のきっかけ
長年勤めていた従業員なので、資材や人事の管理を任せていました。コロナ過の中で業績が思わしくない状況が続き、てこ入れを考え私の方でも再度、管理体制や経費の削減などを行っておりました。すると、受発注に差異が見つかり、おかしいと思い疑いを持つようになりました。
依頼をした理由
疑いはあるが、実際の証拠や原因が特定できず対応ができない状況でした。しかし、このままでは経営に支障をきたす可能性があり今後このようなことが起きないよう考えたのがきっかけでした。
調査内容
調査内容 | 管理していた従業員と関係性の深い従業員2名の素行調査 |
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日数・時間 | 月曜日〜金曜日の5日間 |
費用 | 80万円(経費別) |
探偵利用の感想
信頼をしていた従業員でしたが、解雇にし民事訴訟を起こしました。管理を任せた自分にも責任があると思いますが、今後このようなことが二度と起きないよう再発防止に努めるため厳しい対処をしました。結果的に他の従業員の指標になればと思っています。
リスクマネジメント|探偵興信所活用方法
リスクマネジメント|企業が探偵興信所を利用する意味
探偵興信所一般社団法人では、企業が考えるリスクマネジメントに対して、情報や証拠を収集するために利用されます。自社では行えないことに対して、調査の専門家だからこその適切で正確な情報を収集することができます。問題を迅速に解決することや問題を最小限に抑えることが再発防止に繋がり企業にとって有益になると考えます。
リスクマネジメント|探偵興信所が行える調査内容
素行調査 | 行動を調査し実態を把握 |
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情報収集調査 | 企業で起きている問題点や原因などの実態 |
証拠収集調査 | 企業で起きている問題に対しての証拠収集 |
信用調査 | 金銭的なトラブルなどの実態 |
※社内犯罪調査、企業社員調査、盗聴器発生調査等は探偵をご活用ください。
※上記調査は状況よって必要調査が変わります。調査の内容、調査費用、日程などは相談窓口よりお問合せください。各専門家をお繋ぎしますので、どのような内容かをお話ください。相談内容は守秘義務により固く守られます。ご安心ください。
LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所(社)では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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リスクマネジメント|探偵興信所のご案内
リスクマネジメントをお考えの方の相談窓口
リスクマネジメントについてお悩みの場合は、探偵興信所までご相談下さい。問題解決、情報収集、問題を未然に防ぐ調査が必要な場合、どのような事案でも事例をもとにご相談に対応致します。また、調査が必要な場合には具体的な問題とどのような解決を望んでいるかご相談頂くことで明確な解決方法をご提案させて頂きます。
リスクマネジメント調査に関するよくある質問と答え
質問1:調査は誰にも知られず行う事は可能ですか? 答え1:もちろん可能です。調べる人物や周りにも知られずに調査を行っていきます。 |
質問2:他社の調査も可能ですか? 答え2:他社の調査も可能です。例えば、M&Aを考えている企業の内部調査や競合他社の動向。取引先の信用調査なども行えます。 |
質問3:費用はどれぐらいになりますか?また、お支払いの方法は? 答え3:費用は行う調査内容、期間、時間などによってそれぞれ異なるため、詳しい内容を伺った上で調査内容とプランを作成致しますので、必要だと思うプランをご選択ください。お支払方法は、現金、お振込みが可能です。必要に応じて請求書、領収書発行ももちろん可能です。 |
質問4:どのような報告になりますか? 答え4:調査についてのご報告は調査中にも随時行います。また、最終的に法的措置をとる場合など必要に応じて報告書を作成致します。 |




※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
