社員を採用する前に調べたい採用候補者の素行調査
素行調査は企業からも多く依頼されます。中でも採用候補者の素行を調べたいという相談が多くなっています。採用を決める前に素行調査を行うことでどんなメリットが得られるのかご紹介します。
最終更新日
【この記事を読んで分かること】
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企業のリスクを防ぐ素行調査
素行調査で調べられること
素行調査で何が分かるの？
素行調査では対象者の現在の人間関係から過去の経歴まで幅広く調べることが可能です。素行調査で分かる代表的な内容をご紹介します。
- 氏名
- 住所
- 勤務先
- おおよその収入
- 交友関係
- 異性関係
- 金銭問題
- 行動パターン
- よく利用する店
- 経歴
- 生活状況
- 過去を含めたアルバイト先
- 日常の様子
- 勤務態度
- 評判
- 産業スパイ
- 副業内容
- 婚姻歴
- 離婚理由
など
素行調査とリファレンスが違う点を解説
素行調査とリファレンスチェックは調査内容が異なる
転職時のリファレンスチェックが多くなっています。リファレンスチェックとは前職での勤務態度や仕事状況、評判などを前職場の関係者に確認することです。現在では業種を問わず、多くの企業と取り入れられています。リファレンスチェックは採用候補者の同意が必要となります。一方、探偵の素行調査では、前職だけでなく交友関係や経歴詐称の有無、反社チェックなど幅広く調べることができます。本人の同意は必要ありません。
| リファレンスチェック | 前職での評価や人物像、勤務態度を調べること。本人の同意が必要 |
|---|---|
| 素行調査 | 経歴詐称や金銭トラブルがないか、反社との交流がないかなどを調べ、採用にリスクがないか確認する。本人の同意は不必要 |
素行調査で調べられないこと
素行調査だけに関わらず、探偵の調査では犯罪や差別に繋がる案件には協力できません。例えば、元恋人を探してほしい、家を出ていった妻を探してほしいといった依頼では、探偵事務所がストーカーやDVに関わる内容と判断した場合、その依頼をお受けすることはできません。また、出生地などの差別に繋がるようなことも調べられません。契約前の相談段階で探偵では依頼者の話に嘘がないか見極めています。真の目的を隠した調査依頼は必ず依頼者の話に矛盾が生じます。探偵ではそのような矛盾を見逃しません。
採用前の素行調査が重要な理由とメリット
素行調査で企業のリスクを避ける
従業員の不正行為が多く報道されています。不正行為が公になれば、企業のイメージ低下も免れません。また、採用候補者の背景に不正行為や法的な問題があった場合、それが今後の職務遂行に影響を与える可能性があります。それは他の従業員にも影響を及ぼすでしょう。事前に採用候補者の素行調査をすることでリスクを避けることができます。
採用の可否を客観的に判断できる
素行調査では採用候補者の申告する経歴に虚偽がないか、反社との交流はないかなどを調べることができます。書類や本人の申告情報だけでなく、客観的に事実を調べることで、採用の可否を冷静に決断することができます。
一度採用したら簡単に解雇できないから
自社にそぐわない社員を採用したとしても、一度採用してしまうと簡単には解雇できません。人手不足と言われていますが採用には慎重になる必要があります。採用候補者の背景は重要要素です。
トラブルを未然に防げる
従業員として採用された場合、その人物の行動や態度は企業の評判に直接影響を与えることになります。採用前に素行調査を行うことで、不適切行為やトラブルを未然に防ぐことができます。企業は評価を維持することに繋がります。
探偵の素行調査依頼方法
素行調査依頼方法
自社でも採用候補者の素行調査を行うことは可能ですが、調査範囲に限界があるため、専門の会社へ依頼することをおすすめします。探偵事務所では素行調査を行っています。探偵の素行調査依頼方法について解説します。
- 【探偵事務所への相談内容をまとめる】
- 【探偵事務所の無料相談窓口を活用する】
- 【見積りを取る】
- 【探偵事務所と書面契約をする】
- 【調査開始】
採用候補者のどんなことを調べたいのかをまとめましょう。採用に関係のない情報の収集は行えません。例えば宗教や政治信条などです。調査目的の明確化は、無駄な調査を省くことに繋がります。費用面の節約にも繋がります。素行調査で知りたい具体的な情報や必要としている証拠について事前に整理しましょう。
各探偵事務所では無料相談窓口を開設しています。無料相談窓口より現在のお悩みについて相談します。相談窓口ではお悩みに対するアドバイスを行っています。親身に相談に乗ってくれる探偵事務所や返信が早い探偵事務所などをピックアップしましょう。
感じの良い探偵事務所をピックアップしたら、実際に見積りを取ります。探偵事務所では、依頼者の相談内容からどれくらいの調査期間が必要か、必要になる調査員の人数など算出し、見積りを出しています。依頼者が現在把握している情報などは見積りに大きく関係するため、事前に現在の状況や情報を整理しておくと良いでしょう。また、見積りは必ず複数の探偵社から取るようにしてください。適正な料金や調査期間を把握することができます。
依頼する探偵事務所が決まったら書面で契約を交わします。後から追加請求が発生することはないか、調査を途中キャンセルした場合のキャンセル料についてもよく確認しましょう。全てに納得した上で書面契約することが重要です。
無事、契約が終わったら実際に調査に入っていきます。調査結果は随時探偵社から報告されます。採用の可否については調査結果が出てから判断しましょう。
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まとめ
人手不足だからこそ、良い人材を採用したいことと思います。書類や申告情報だけでは採用候補者を判断することはできません。素行調査で人物像の情報を収集し、客観的に採用の可否を判断することが重要です。素行調査は専門家である探偵事務所への依頼してください。
| ※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
