モラハラが子供に及ぼす影響

近年、モラハラをするパートナーに苦しむ人が増えています。モラハラはお子さんにも影響を及ぼしてしまうことがあります。家庭内のモラハラを解決したい方は参考にしてください。
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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家庭内モラハラの解決
増加する家庭内モラハラ
モラハラ(モラルハラスメント)とは
モラハラ(モラルハラスメント)とは、直接的な暴力ではなく精神的な暴力や言葉による暴言や態度などで相手に精神的な苦痛を与えるDVの一種です。近年、モラハラをするパートナーに苦しむ人が増えています。2019年度の司法統計によると離婚を申し立てた女性の動機のうち、モラハラが原因とされる精神的に虐待が3位の11,094件にまで上がりました。このことからモラハラが職場内において近年、問題視されるようになりましたが、家庭内においても深刻な悩みの一つになっていることがわかります。
家庭内モラハラの例
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モラハラは徐々にエスカレートする
家庭内に敵?
結婚生活を日々送っていると夫婦間で喧嘩することもあれば、家庭内トラブルはどうしても、つきものであり避けては通れないのが現実ですね。そしていつしか、夫婦関係が悪くなり、顔を合わすたびに罵倒し合う場面がおとずれることがあります。しまいには子供にも伝染して家庭内で自分だけ孤立してしまうなんてことも。とりわけ、喧嘩相手がモラハラ夫(妻)だった場合は悲惨の一言です。まるで家庭内に仲の悪い他人(敵)と同居生活しているような感覚に陥り、どれだけ我慢強い人でも精神ストレスに耐えかねて病気が発症したりして仕事にも影響が及び、離婚や浮気への道へと突き進むしか無くなってしまいます。
昔から「喧嘩するほど仲がいい」とは言いますが、互いに真剣に向き合うことの重要性を示しているだけであり、喧嘩がいいわけではありません。喧嘩をしたらなるべくすぐに仲直りをするべきです。
何より一番怖いのが子供にも悪影響を与えてしまうことなのです。
子供に与えるモラハラの影響
モラハラが子供に与える悪影響とは
- 子供の前で暴言を吐き夫婦喧嘩する。
- 子供の前で相手を馬鹿にしたり、無視をする
- 子供にダメな父親(母親)だと洗脳する。
- 常に怒っているため雰囲気が悪く会話ができない。
- 子供に対しても同様な対応をする。(怒鳴る、悪口を言う)
- 子供を愛するフリをして実際は執着する
- 子供にモラハラが普通であるかのような考え方を植え込む。
- モラハラ親に育てられた子供は大人になってもモラハラをする確率が高い。
モラハラになりやすい人の特徴
- 立場の優位性を示したがる傾向が強い
- 男らしさや頼りがいがある人に見られたい願望が強い
- 世間体を気にして自分大好き人間
- 自分より立場的に弱い人間には強く出る傾向がある
- 我が強い。自分の考えは絶対間違っていない意識がある
コロナ禍でモラハラが深刻な問題に
コロナ禍で夫婦間モラハラが深刻化?
コロナが長引き、家で過ごす時間が夫婦共に増えたことで、普段なら言わないようなことを言ってしまったり、今までしたことがない態度をとってしまったり……。その結果、家庭内で自覚がないまま「モラルハラスメント」(モラハラ)が生じている家庭も多いようです。「夫婦間モラハラ」は、夫婦ともに加害者にも被害者にもなる可能性のある問題です。
モラハラ調査体験談
今回は、妻が夫から受けたモラルハラスメントの事例をご紹介します。
主人からのモラハラ|新潟県十日町市在住45歳
主人とは大学時代のバイト先で出会い、6年交際した後に結婚をし、1男1女の子供にも恵まれ、母親業と仕事の両立で日々忙しくしておりました。コロナが長引き、夫と私共に仕事がリモートワークになり、お互い家で過ごすことが多くなると、仕事のストレスでイライラしたり、仕事に集中したいのに話かけられたりして、夫婦喧嘩が次第に多くなっていきました。それから気まずい空気になることが多くなり、夫がひどい暴言を私に吐くようになりました。とても優しかった夫だったのに人が変わったようになったのです。私にも原因があると思い優しく接してはいましたが歯止めが効きません。すごく怖くて子供を連れて実家に帰ることも考えましたが、逆に何をされるかわからないため断念しました。
はじめのうちは、私に対してだけだったのですが子供に対しても暴言を吐くようになり、家具や物にもあたるようにもなったため子供が父親を怖がるようになってしまいました。子供に悪影響を及ぼすようになるのは、私にとって一番つらいことです。このままモワハラやDVなどが続くようであれば離婚を視野に考えるようにもなりました。私がパートで不在時に夫が子供に暴言、さらにエスカレートして暴力をふるうような態度をとるのではないかと心配で、でも自分ではどうしたらよいかわからず、今回 調査を依頼させていただきました。
調査結果
今回の調査は依頼者の協力のもと、自宅のリビングにカメラを複数設置。ご主人が今まで見たことのない態度で、子供にひどい暴言を吐いている日もあり、ひどい日は、虐待のような感じで子供を平手で叩いていたシーンも証拠として入手しました。その姿を見た依頼者Aさんは離婚を決意し、裁判にむけて準備を進めることになりました。最善の選択といえるでしょう。けっして離婚を推奨するわけではありませんが、子供にとって悪影響な環境であるならば、離れて暮らした方が幸せだし教育上にも非常にいいはずです。このように同じ屋根の下で暮らしていながらも配偶者の片方が知らない状況が多く存在します。
子供に影響するモラハラ
子供の前でのモラハラ行為は、心理的虐待に当たり子供の心をひどく傷つけトラウマにもなります。暴言や怒鳴り声により子供の脳が委縮などのダメージを受けるという研究結果も報告されていますし、暴言などのトラウマは潜在意識に刻まれてしまうのです。
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まとめ
子供は、親の背中を見て育ちます。良い手本にならなくてはならない親が悪い手本となってしまうと、子供の将来に多大な影響を与えてしまうことになるため、モラハラが子供に及ぼす影響を親は真剣に考えなくてはなりません。子供の行く末を左右してしまうといっても過言ではないのです。モラハラ被害者の方は出来るだけ早く、子供を連れて加害者から離れることをお勧めします。子供はモラハラ加害者の影響を受ける時間が短いほど、早く正常な心と体を取り戻すことができると思います。大切なお子さんを守れるのは、あなたです!
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※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
