保育園に通う1歳の子どもに青あざ、保育士の虐待なのか?

 

保育園に通う1歳の子どもに青あざ、保育士の虐待なのか?  

信頼してわが子を預けているはずの保育園。その保育園で保育士による虐待があったら?保育士による園児虐待のニュースが世間を騒がせています。報道されているのは氷山の一角に過ぎません。自身の行動が虐待にあたるという認識すら持っていない保育士。まだ自分の意思を正確に保護者に伝えられない1歳児。保育士による1歳児への虐待をまとめました。その青あざ、故意によるものかもしれません。

 
 
最終更新日 2022/12/20
 
 

【この記事は下記の方に向けた内容です】
 

  • 子どもが保育園に行きたがらない
  • 手形のような青あざをつけて帰ってきた
  • 保育園の近くを通るだけで怖がる
  • 保育士の虐待ニュースでわが子が心配
  • 保育士の指導に不満があるが強く言えない

 
 

保育園で起こる園児虐待

親に伝えられない1歳児

保育園の1歳児クラス

保育園の保育士配置には国が決めた一定の基準があります。1歳児クラスは6人に対して保育士1人を配置する計算です。計算上になりますが、1人で6人の1歳児を見るのはやはり大変なことです。月齢によっても、個人によっても発達は違います。靴を履くなど簡単なことは自分でできる子から、まだまだ手伝いを必要とする子など、さまざまな子どもが在籍する保育園。保育士の仕事は重労働といえるでしょう。

 
 

1歳児

1歳ともなれば行動範囲も広がります。自分の足で歩き、おもちゃの遊び方も増えるでしょう。まだ言葉が発達していないため、口よりも手が先に出ることもあります。保育園に行けばケガをして帰ってくることもあります。お友達に噛まれた、転んでおでこを打ったなど日常茶飯事です。歩くのだって完璧ではありません。まだまだケガの多い1歳児。ケガをして帰ってきたからといって保育士の虐待とはいえません。しかしそれは同時に子どもがまだ言葉が話せないからこそ、保育士の虐待によるものではないとも言い切れないのです。

 
 

青あざができた箇所

まだ話せない1歳の子どもが青あざを作って保育園から帰ってきたら心配になりますよね。1歳児だと転ぶことも、お友達に押されてしまうといったことも多々あります。それが原因で青あざになることもあるでしょう。しかし、何度も青あざを作って帰ってくるのはやはり心配です。例えば背中。押されておもちゃの上に偶然転んだという状況であれば背中に青あざができることもありえるかもしれません。しかし、足などとは違って背中に青あざはなかなか出来にくいいといえます。子どもが青あざを作って帰ってきたら、その箇所がどこであるかは重要です。
 
二の腕も同様です。保育士に二の腕を強く掴まれて、青あざが出来てしまうことは多いケースです。行動の遅い子どもに対して、大人の力で腕を強く引っ張り、引き摺れば青あざは簡単にできます。保育士としては園児を連れていくための引き摺り行為であり、虐待の認識はありません。青あざはこのようなことが原因でできることもあり、転んでできるのが全てではありません。

 
 

保育園虐待相談事例

表面化した保育士虐待

保育士による虐待は昔からあったのかもしれません。しかし、昔はそれを「しつけ」と呼んでいました。虐待を行っている保育士の中にも、ただのしつけという意識があるのかもしれません。静岡県裾野市の「さくら保育園」1歳時クラス虐待報道。保育士3名が逮捕され、実名報道されました。この報道が虐待をしつけと捉えている全国の保育士の目を覚まさせるきっかけになればいいのですが、実際は簡単ではありません。
 
「さくら保育園」の虐待が明らかになったその数日後には、保育士の不適切な行動により園児がPTSDを発症したニュースが報道されました。それが鹿児島市の認可保育園のニュースです。報道内容を見ると、やはり保育士には虐待の認識はありません。真っ暗な部屋に閉じ込めるといった行為は直接的な暴力ではありません。しかし対象となった園児にとっては、これは立派な暴力であり虐待です。部屋に閉じ込めるといった行為は瞬発的な効果があるため、虐待の意識を持たずこういった方法を使う保育士は多いでしょう。

 
 

保育園虐待相談事例

 

泣いている子ども  

数か所の青あざ

保育園から帰って来た息子に青あざがありました。息子は1歳です。まだ話せません。青あざがあったのはこれは初めてではありません。以前にもふくらはぎに大きめの青あざがありました。その他にも背中や二の腕の内側辺りにあざがあったとこもあります。先生は「気をつけますね」と言いますが、青あざがなくなりません。これからもお世話になる保育園なので、波風を立てるようなことをしたくないのですがかなり不安に感じています。

 

保育園を異常に嫌がる1歳児

子どもは早生まれの1歳児です。保育園には0歳の頃から通っています。今までは保育園を嫌がることもなく通っていたのですが、最近異常に保育園に行くのを嫌がります。最初は成長かなと思っていたのですが、どうも様子がおかしい。保育園が近づくと泣いて「イヤイヤ」と連呼します。保育園虐待ニュースもあったので、何かあるのではないかと疑っているのですが、まだ「イヤ」しか言えないので理由が分かりません。

 

特定の保育士を嫌がる

保育園に連れていくと、他のクラスの保育士さんとも挨拶をすることがあります。保育士さんから「おはよう」と言われるとニコニコしているのですが、特定の保育士さん2人だけには近づこうともせず、私の影に隠れようとします。その保育士さんたちも他の保育士さん同様、笑顔で子どもに挨拶してくれます。子どもが人見知りしているだけかなと思っていたのですが、怯えているようにも見えます。その保育士さんは1歳児クラスにヘルプに入ることもあります。もしかして何かされているのではないかと疑うようになりました。

 
 

虐待する保育士の心理

保育園の実態

実は保育士として働いた経験のある人は、自分の子どもは3歳まで預けたくないと考える人は少なくありません。3歳までは子どもの成長を見逃したくないという親心もあるでしょう。しかし、多くは保育園の実態を知っているからです。保育士経験のある人から、まだ言葉を上手く話せない1.2歳が在籍する1歳児クラスの実態を聞き取りました。

 

【つねる・叩く】

認可園で保育士のアルバイトをしていたことがあります。正社員の先生はよく園児をつねったり、お尻を強く叩くという行為をしていました。これは日常的にありました。保育士は迎えにきた保護者に別人のような笑顔で、「今日も元気でしたよ」と報告していました。

 

【差別】

やっぱり園児によって可愛い子と可愛くない子がいます。可愛い子は愛嬌があったり、グズりが少なかったり、保育士にとって保育しやすい園児です。可愛くない子はよく泣いたり暴れたり、手がかかる園児が多い印象です。保育士にとって可愛くない園児は放っておかれることも多いです。保育士による園児の好き嫌いは想像以上にあります。嫌いな園児には1歳児であろうと笑顔での対応が少ない印象です。

 

【発言】

無意識的なものかもしれませんが、おもちゃを取られたくない園児に向かって「〇〇君は意地悪だねー」や泣いている園児に向かって「うるさい」などという発言は多く見受けられます。女の子に向かって「顔と洋服が合ってないよ」とバカにしたように笑ったり、ご飯を食べない園児に向かって「もう2度とあげないよ」といった発言をするなど、1歳クラスといえど、こちらが何を言っているか分かっている子も多いのですが、そういったことにはお構いなしで否定的な発言をする保育士はかなりいます。

 

【青あざ】

保育士が強く掴んでできた園児の青あざを、保護者には転んで出来たなどと報告してた保育士がいました。保育士がすみませんと謝れば、現場を見ていない保護者はそれ以上何も言えません。1歳児はおむつ替えを嫌がったり、着替えを嫌がります。逃げようとする園児に逃がさまいと、大人が力を加えれば青あざができることもあります。青あざが出来たときは、ほとんどが園児自身によるものとして、保護者に報告していました。

 
 

園長によって変わる保育園

保育園での虐待に関しては、園長の存在によって大きく変わります。園児と多くの関わりを持ち、保育士ともきちんと信頼関係を築いている園長の元では虐待は行われません。反対に園長が保育園自体に関わっていない、保護者からの意見をクレームと受け取る、保育士に園児を任せっきりといった園長の元では園児への虐待の可能性も高くなります。虐待が報道された保育園では、園長が名だけの園長であることが共通されています。

 
 

質の低い保育園の特徴

 

  • 園児のケガを把握していない
  • 泣いている園児の放置
  • コンセントカバーがない
  • 誤飲に繋がるものが置かれている
  • TVを長時間視聴させる
  • 園児の脱走に気づいていない
  • 公園で園児を置き忘れる
  • おかわりを与えない
  • おむつ交換が少ない
  • 汚れた服を着替えさせない
  • クラスに関わる保育士の固定化
  • 園児へ話しかけしない
  • 園児からの話しかけ応対が雑

 
 

虐待を見抜く

保育園に言えない保護者

保育園に不満があっても、今すぐ転園できないからと保育園に不満を言えない保護者は多くいます。転園できなければ、そのまま通わせるか仕事の都合をつけるかの2択です。保護者の立場は意外にも弱いのです。そのほか子どもが保育士に世話になっていることは事実なため、強く言えないといった心理も働きます。また、保育士より「今後気を付けます」と謝罪を受けたら、それ以上保育園に言いにくい現実があります。

 
 

保護者同士の繋がりを持つ

保育士の評判や虐待を調べるには、保護者同士の繋がりを持つと良いでしょう。兄弟が保育園に在籍している保護者は、これまでの保育園の事情や保育士にも詳しいでしょう。わが子のことで虐待の不安があれば、保育園事情に詳しい保護者に相談するのも一つです。

 
 

虐待の証拠集め

青あざ、つねられたような跡など、子どもの身体に傷があった場合は写真に残しておきましょう。傷やケガの頻度の記録も重要です。保護者間に出回る保育園に関する噂なども把握しておきましょう。

 
 

探偵興信所への相談

保育園は保護者の送迎時間もバラバラなため、他の保護者と関係を築きにくい面があります。1歳児クラスであればまだ入園1年目という方も多いでしょう。役員などを経験していなければ、他の保護者と仲良くなる機械も少ないと思われます。探偵興信所では、そういった方のために代わって保育園を調査しております。保護者からの情報収集、保育士への聞き取りなども行っています。個人で保育園の実態を掴むのが難しい場合は探偵興信所にご相談ください。安心してお子様を保育園に預けられるように、保育園の徹底した実態調査を行います。

 
 

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保育士同士の影響

保育園で虐待が行われる背景には、保育士同士の影響が深く関わっています。「その行為は虐待にあたる」と注意できる先輩保育士がいれば、後輩保育士に虐待の意識がなかったとしてもこれはダメ行為なんだと学びます。固定化された保育士間で園児を見ているような保育園では、他の保育士の目がない分、虐待に繋がる行為が見られやすくなります。良い人間であっても環境によって悪にも染まることがあります。保育園というのは、とても閉鎖された空間です。言葉をまだ話せない1歳児クラスであればなおさらでしょう。わが子を守るためには、違和感はどんな小さなことでも見逃すべきではありません。

 
 

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保育園に通う1歳の子どもに青あざ、保育士の虐待なのか?|専門家が教える問題解決方法は探偵興信所専門家が書きました  
 
 

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