深刻なLINEいじめ|情報と証拠収集の重要性
我が子がいじめのターゲットになったら?子どもをいじめから守れるのは親だけです。問題となっているLINEいじめの実態と我が子をいじめから守るために親がやるべきことを解説します。
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【この記事は下記の方に向けた内容です】
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いじめから我が子を守るためにやるべきこと
姑息なLINEいじめ
いじめのターゲット
いじめは些細なことから始まります。退屈した学生生活を送っている子どもにとっては、いじめのきっかけなんて何でもありなのかもしれません。ひとたびいじめのターゲットになれば、これまで楽しかった学校生活が一変します。近年はいじめの性質も変わってきており、姑息さが増しています。LINEいじめという言葉をご存知でしょうか。LINEいじめの恐ろしさを解説します。
LINEいじめの実態
スマホを所有する小学生も増えています。スマホを買ったら必ずに入れるアプリはLINEではないでしょうか。LINE一つで電話もメッセージも可能です。コミュニケーションツールとして最もメジャーなLINE。そんなLINEはいじめの温床にもなります。LINE上でのやり取りは本人以外に公開されません。例えばインスタグラムやXといったSNSは、外部に向けて発信しているため第三者が投稿を見ることが可能です。しかし、LINEは個人間で行うチャットツールです。そのため、第三者がLINEいじめに気づきにくい傾向にあるのです。
LINEいじめの例
- LINEグループ内で自分の発言(メッセージ)だけ無視される
- 自分だけを除いたLINEグループがある
- 隠し撮りした写真や動画をLINEグループで流される
- 集団で悪口を送りつける
LINEいじめが横行する理由
前出したようにLINEいじめには第三者の目が行き届きにくい面があります。これにより先生もクラス内でいじめが行われていることに気づきません。そして、被害者を庇うと今度は自分がターゲットになるのがいじめの法則です。いじめのターゲットにならないために、LINEグループ内のいじめに参加したり、見て見ぬふりをします。こうして大人に知られることなくLINEいじめが続くのです。
子どもの変化からいじめを見抜く
少しずつ変わっていく子ども
LINEいじめの深刻なところは、友人の言動から自分だけを除いたLINEグループがあるかもしれないと被害者が感じ取ってしまうことです。LINEいじめは、持ち物などに悪口を書かれるといった被害者の目に見えるいじめとは性質が異なります。友人の会話から自分だけが知らない話があると感じた被害者は、自分だけを除いたLINEグループがあるかもしれないと疑心暗鬼になります。LINEいじめは少しずつ被害者を追い込んでいきます。そして、いじめはエスカレートしていくのです。子どもにも変化が表れはじめます。
子どもの異変
子どもをいじめから守るには、親が子どもの異変にいち早く気づくことです。いじめを受けている子どもには以下のような変化が見られます。
- 食欲が減る
- 笑わない
- 目を合わせない
- 頭痛や腹痛、吐き気などを訴える
- 遅刻や欠席が増える
- 口数が減る
- スマホを見る表情が深刻
- 眠れない
- 部屋に引きこもるようになる
問い詰めないこと
子どもの変化からいじめの可能性があっても、決して問い詰めないようにしてください。無理に学校に行かせるような行為は、子どもの最後の居場所を奪うことになります。いじめられているということは、すでに学校には相談できる友人も自分の居場所もないということです。孤独を抱えている子どもには安心感を与えてあげてください。「家族は味方であること」「必ず守るということ」「大丈夫ということ」を伝えてあげてください。
いじめが与える子どもへの長期的影響
いじめは性格を変える
いじめ加害者は被害者の気持ちなんて想像していません。加害者にとってはいじめはただの暇つぶしに過ぎないのです。しかし、尊厳をふみにじられ、LINEグループから外され透明人間扱いを受けた被害者は違います。加害者にとっては一時的な遊びでも、いじめられた経験は被害者のその後に大きな影響を及ぼします。いじめがもたらす子どもへの将来的な影響を考えます。
- 【精神的な影響】
- 【学業成績の低下】
- 【身体的な健康への影響】
- 【自己評価の低下】
- 【反社会的な行動】
- 【就業と経済的な影響】
抑うつ、不安、自己評価の低下、自殺念慮などの精神的な問題に長期的に苦しむ可能性が高まります。
いじめ被害を受けた子どもは、学業への集中力が低下し、学業成績が低くなることがあります。これは進路や職業の選択に影響を与える可能性があります。
身体的なストレスや健康問題にも影響を受けることがあります。過食や拒食、不眠症などを引き起こすことがあります。
いじめ被害者は自己評価が低下し、自己価値感に問題を抱える可能性があります。自分自身に価値を見出せず、自身を大切に扱わないようになります。
いじめられた経験によって反社会的な行動を取ることがあります。反社会的な行動を取ることで自ら孤独に陥っていきます。
いじめを受けた経験から人間関係に苦手意識を持つようになり、キャリアの成功に影響を及ぼす可能性があります。また、いじめ被害者は収入や職業選択においても不利な立場に立つことがあります。
いじめの情報と証拠収集の重要性
子どもを守れるのは親だけ
学校にいじめを訴えたとします。学校はいじめの実態調査を始めるでしょう。しかし、このような学校のいじめ実態調査は形だけに過ぎません。学校はいじめについて生徒に聞き取り調査を行ったといいますが、当然、生徒がいじめの事実を告白することはありません。意味のないいじめ実態調査結果から、いじめはなかったと学校は結論づけます。では、目の前にいる我が子はなぜ泣いているのか。それは学校内でいじめがあったからです。学校はいじめを受けた生徒を守ることはしません。いじめを認めず、穏便に済ませたいというのが学校の本音です。我が子を信じ、我が子の尊厳を守れるのは親だけなのです。
いじめを立証する
いじめを受けている我が子を守る最大の武器となるのが、いじめに関する情報と証拠です。いじめを認めない学校や加害者、傍観者にいじめを認めさせるには証拠が重要になります。情報と証拠を正確に集めましょう。
いじめの証拠一例
- SNSの情報
- LINEのメッセージ
- 証言
- 動画や写真
- 病院の診断書
- 被害者が綴った日記やメモ
探偵興信所の証拠収集調査
探偵興信所では証拠収集調査を行っています。証拠収集調査ではパワハラやセクハラの証拠、いじめの証拠、不正の証拠などといった実績があります。LINEいじめはLINEトークを消すことで証拠が消えてしまいます。加害者はそのことを熟知しています。いじめの証拠は慎重に収集しなければなりません。専門家が難しいLINEいじめの証拠を押さえます。
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まとめ
いじめを学校や加害者、加害者の親に認めさせるには何よりも証拠が重要です。子どもを守ると誓ったのなら子どものために動きましょう。子どもは親が守ってくれた事実だけで自信を取り戻します。いじめは一時的なものではありません。子どもの未来を守るためにも、今ここでいじめと戦う必要があります。いじめについてお悩みの方は無料相談窓口よりお問い合わせください。
※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |