賃借人に夜逃げされたときの対応策まとめ｜探偵体験談
アパートやマンションを経営している方にとって、「家賃滞納の末、夜逃げされた！」なんていう話は他人事ではありません。不動産投資も昔と比べてハードルが下がり、投資目的に買う人も多くなりました。貸借人と賃貸人で交わした信用を裏切る「夜逃げ」は経営リスクの中でも最悪のものといえます。夜逃げは家賃の回収もできない上に損失が積み重なる恐れもあります。夜逃げに遭った際の対応策をまとめました。夜逃げされた家主を救うために探偵興信所一般社団法人が賃借人を調査した事例もご紹介します。
2022/11/7 最新情報追記
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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賃借人に夜逃げされてしまった時の対応策
賃借人が夜逃げ
賃借人に夜逃げされたら家賃はどうなる？
賃借人は法律の上では債務者であり、当然滞納した家賃を払わなくてはなりません。夜逃げしても賃貸借契約を解約しない限り、家賃は延々と発生します。家主としてはこれまでの家賃を少しでも回収するために、次の人に貸したいと思うかもしれません。しかし賃貸借契約によって、勝手に室内に入ったり、残っている荷物を処分することはできません。訴訟を起こし、賃貸借契約を解除し、滞納賃料の支払いを請求するのが良いでしょう。夜逃げした賃借人が住民票を移動していれば、現在の所在も分かります。
夜逃げのサイン
- メーターが動いていない
- 郵便受けに郵便物が溜まっている
- 家賃の滞納
- 賃借人と連絡がつかない
- 人の気配を感じない、長期間、賃借人や関係者の出入りがない
- 家賃の滞納
賃借人の行方が分からない場合の家賃回収
- 連帯保証人に請求する
- 賃借人の居場所を突き止め督促を行う
- 住民票の移動を確認
- 訴訟を起こす
- 差し押さえ
法的手段の流れ
- 賃借人や連帯保証人の居場所を突き止める
- 内容証明→支払い証明→裁判の順序で強制力を強める
- 配達証明付きの内容証明郵便で明け渡すように請求をする
- 住所を特定できない場合は、公示送達を行う
- 一定の期間をおいて、賃貸借契約解除の訴状を裁判所に申し出る
- 時効5年が成立する前に、裁判などで時効の中断をしておく
- 賃貸借契約を解除して、放置されている残置物の処分や清掃等など強制執行の申し出をする
※公示送達とは、相手の住所や行方が分からない場合、一定期間裁判所の掲示板に掲示することで、賃貸人の意思表示ができる方法です。折しも、訴状提出時には裁判所に対して夜逃げの証拠を提出する必要があります。
賃借人の夜逃げを相談できる場所
警察や公共機関への相談
家主として賃借人の夜逃げを疑った場合、すぐにでも室内や現状を確認したくなります。しかしここで気をつけなければならないのは、例え夜逃げの可能性が高い場合であっても、賃貸物件の室内（専有部）に勝手に入ると住居侵入の刑事罰に問われてしまう可能性があることです。家主であっても室内に入る前には、保証人や賃貸人の会社・学校などに連絡したうえで、警察に同行してもらい入室しましょう。たとえ、賃貸借契約に「緊急時に事前通告なしに室内へ立ち入ることを可能とする」という特約をつけても、無断で立ち入るのは避けましょう。「部屋で窃盗がおきた」などの後のトラブル回避のためにも警察に同行してもらい入室しましょう。
その他「夜逃げ」を相談できる場所
家賃を回収するためには、今後訴訟を起こすこととなるでしょう。不動産トラブルに強い弁護士への相談がおすすめです。
探偵興信所への相談
夜逃げした賃借人の所在・行方が全くわからないといった場合は探偵興信所げご相談ください。お持ちの情報から賃借人の行方を調査することが可能です。賃借人の現在の居場所が分からなければ訴訟を起こすこともできません。まずは賃借人の居場所を突き止めましょう。
夜逃げを予防するための対応策
- 夜逃げを視野に入れ賃貸借契約を交わす前に入居審査を厳しくする
- 夜逃げを視野に入れ賃貸借契約を交わす前に連帯保証人をつける
- 賃貸借契約を結ぶ前に勤務先、実家、連帯保証人の身元や連絡先情報を入手する
- 家賃滞納が発生した時点で強制退去などの取り決めを交わし、素早い対応と厳粛さを取り入れる
- 日頃より賃借人と賃貸人との間で円滑なコミュニケーションを取っておく
体験談｜夜逃げした賃借人の行方を探偵が調査
家賃を滞納したまま夜逃げした賃借人を探してほしい｜６０代男性
まさか彼が夜逃げするような人だとは思ってもみませんでした。家賃の滞納が２カ月分溜まった頃「コロナ禍だし大変なんだろうな」と始めは気にとめていませんでした。しかし、次第に郵便物も溜まり始め、室内にも人の気配を感じないことが増えました。私が所有するアパートに住んでいたのは３０代独身の普通の会社勤めの男性です。まさかなと思いながらも夜逃げを疑い、勤務先に連絡したが無断欠勤が続いていると言われました。室内で倒れてるんじゃないかと心配になり、警察に相談して、部屋の中に入りました。室内は1日では片づけられないくらいのゴミで溢れていました。壁紙も酷く汚れてました。当然そこに賃借人の姿はありませんでした。今までこんなに酷い部屋の使われ方をされたこともなく、部屋を見た瞬間「夜逃げだ！やられた」と思いました。家賃の回収と室内の補償・弁償をしてもらうためにも、賃借人の行方を探してほしいです。賃借人の情報は賃貸借契約書に書かれている情報だけになります。
調査内容
| 調査内容 | 夜逃げした賃借人の行方調査 |
|---|---|
| 日数・時間 | ２週間・３０時間 |
| 費用 | ４４万円（経費別） |
調査結果
担当者から調査結果の報告を受けたところ、夜逃げした賃借人は漫画喫茶で寝泊まりしていたことが判明しました。しかも、本人は「夜逃げなんてしていない。家賃も支払う」と言い張っています。支払い能力がどこまであるのか分からないので、紹介していただいた弁護士の先生の力もお借りして確実に支払ってもらおうと思います。
探偵利用の感想
探偵に高額な料金を請求されるのではないか。夜逃げの末、賃借人が自殺していたらどうしようと実はかなり不安がありました。夜逃げ解決に向けて料金プランも複数出して頂き、信頼できると感じました。御社のご対応に大満足です。ありがとうございました。
夜逃げした賃借人の行方を探す探偵調査
夜逃げした賃借人の所在・安否を確認したいときは
探偵興信所一般社団法人は、夜逃げした人物の行方調査を行っております。賃借人に夜逃げされ、お困りの方、依頼を検討されている方は下記参考費用をご参考の上、探偵興信所一般社団法人の無料相談窓口からご相談ください。
行方調査内容
| 夜逃げした人物の行方調査 | １０日間 １５万円＋経費 |
|---|---|
| 夜逃げした人物の行動調査 | ５日間 ３３万円＋経費 |
| 夜逃げした人物の行方＋行動調査 | １週間 ４５万円＋経費 |
※上記調査は相談内容によって必要調査が変わります。夜逃げ等にかかる調査の内容、調査費用、日程などは相談窓口よりお問合せください。「夜逃げ」に強い各専門家をお繋ぎします。相談内容は守秘義務により固く守られています。ご安心ください。
| LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所（社）では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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無料相談窓口のご案内
無料相談窓口
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夜逃げした賃借人に関するよくある質問と答え
| 質問1：突然、夜逃げされました。わずかな情報しかない賃借人の行方を知りたいのですが可能でしょうか？ 答え1：可能です。お手持ちの情報が少なくても見つけることはできます。まずは無料相談をご利用ください。 |
| 質問2：そんなに資金がありません。支払い能力に応じて調査してもらえますか？ 答え2：必要過剰な費用の請求はいたしません。事前に調査内容・調査費用を提示し、依頼者の納得を得た上で調査契約書を取り交わしています。依頼者の納得を得ずに契約・調査を開始することはありません。予算に応じた調査内容も提案しております。 |
| 質問3：依頼したが、結局見つからなかったという結果に終わることもありますか？ 答え3：あります。調査に時間がかかる場合もあり、また賃借人が死亡して見つかる場合もあり得ます。調査中でもあっても疑問点、ご不安点があればその都度担当者にお申し付けください。 |
| ※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
