リベンジポルノ被害に遭ってしまったら

「リベンジポルノ」を禁止する法案が平成26年12月17日に施行されました。リベンジポルノの被害者になってしまった場合は早急な対象が必要です。リベンジポルノの危険性を感じた場合は手遅れになる前に専門家へご相談下さい。
リベンジポルノ被害に遭ってしまったらどうすればよい?
元恋人・配偶者によるリベンジポルノ
元恋人が復讐のために
リベンジポルノとは、元交際相手や離婚した配偶者の裸の写真や動画をインターネット上に流出させ、不特定多数が観閲できる状態にし故意的に精神的苦痛を与える復讐行為のことです。また、使われる写真は本人の許可を得ている場合のみでなく、交際期間中に盗撮したものをインターネット上に流出させるといった犯行も確認されています。
リベンジポルノをする理由
加害者がリベンジポルノのような行動を起す理由としては、以下の通りです。

- 復縁を断られたから
- 一方的に振られたから
- 弱みを握っている事で交際などの要求を通したいから
- 交際時に感じた不満などに対する腹いせをしたいから
上記は一例ですが、「恨み」と「脅し」が主な理由です。
交際相手以外でのリベンジポルノ
交際相手以外でのリベンジポルノ
現在ではインターネット上に簡単に写真や動画を掲載する事が出来るため、元交際相手への故意的なリベンジポルノのみならず、投稿する写真や動画へのコメントが欲しいが為に一夜限りの相手との性的写真や動画を不特定多数が観閲できるインターネットに投稿するという悪質な行為が頻発しています。
性癖、嫌がらせが目的の撮影者
この背景としては、インターネットとスマートフォンやデジカメなどの大衆化があげられます。現在インターネットの普及率は79.5%であり、一般生活の一部として利用されてしまうのです。また、インターネットの特性として、一度ネット上に流出したものはすぐに拡散してしまい、そうなってしまうと全てを削除するのには大変な時間と労力を必要とすることから、嫌がらせには最適な場所となってしまっているのです。
リベンジポルノ被害の恐ろしさとは?
リベンジポルノの加害者は撮影者だけではない!
ネット上にアップされたリベンジポルノを見るのは、第三者だけではありません。以下のような観覧者もまた、加害者となるのです。
- 親兄弟
- 恋人や配偶者
- 友人
- 会社の人間
上記にように身近な人間も含まれますが、いずれもあなたの裸が晒されているという悲惨な状況に同情してくれる人ばかりではありません。あなたに対して快く思っていない相手はその写真や動画が掲載されているサイトを恋人や配偶者、会社宛に悪意を持って教えてくる可能性があるのです。あなたを快く思っていない人間であれば、ネット上に掲載されているあなたの弱点を利用しない理由はないでしょう。
リベンジポルノ被害に遭った場合は早急な対処を
インターネットに流出するとどうなる?
あなたの裸の写真や動画が知らぬ間にインターネットに流出するとどうなってしまうのでしょうか?
人に見られたくない下着や裸の写真が不特定多数に観閲されてしまっているだけで大変な精神的苦痛ですが、その写真や動画が半永久的にインターネット上に掲載され、何百・何千というサイトにあなたの裸の写真は拡散してしまいます。
早急な対処と被害を食い止める
リベンジポルノ被害に遭ってしまったら早急な対応が必要になります。インターネット上に掲載されたリベンジポルノはあっという間に複数のサイトに拡散していきます。特に被害者が女性の場合はこの傾向は顕著になります。
リベンジポルノの被害を最小にとどめるには、 2.写真、動画流出の削除 3.撮影者が持っている写真、動画の元データの処分 が早急に必要になります。 |
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