横領させないために|社内の不正対策
「社員による横領疑惑が浮上しています。粛々と調査してほしい」と依頼がありました。業務上横領問題解決にはあらゆる方法がありますが、第三者を入れての調査、探偵事務所や興信所の利用が有効だと言えます。横領の事実は真か、横領を行う人物は誰か。社内で浮上する横領疑惑を探偵が調査で協力しました。
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【この記事は下記の方に向けた内容です】
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業務上横領?まさかと思った場合の問題解決法
業務上横領を放置する場合のリスクを知る
横領とは
横領の通説や判例を見ると横領とは自己の占有する他人の物を自己に領得する(自己または第三者のものにする目的で、他人の財物を取得すること)意思を外部に発現する行為と解されます。横領と一括りにしていますが。、経費で私的流用があったり、仕事上知り得た情報や仕事で得た商品等を外部に渡してマージンをもらう、会社の物品等を持ち帰るなどあります。占有の意味としては、「物品などが誰かの支配下にある状態」、つまり人から預かっている金品を自分のものにすることが窃盗との違いです。もし横領を疑った場合は被害額の大小に関わらず横領があったという事実を「証拠」として抑えることが大事です。特に、会社企業における横領となれば業務上横領で罪に問われた場合、その者は業務上横領罪になります。
業務上横領の具体例
業務上横領は「現金」、「預金」、「郵便切手や収入印紙」と3つが主に挙げられます。
- レンタル倉庫会社がお客から預かっていた物品を勝手に売却して利益を得ていた
- 経理課の主任が、会社のお金を自分のものにしていた
- 経理部の社員が他社員の給与や賞与を不当に横領していた
- 取引先やクライアントから集金したお金を会社に報告せず私的流用した
- 社員が会社の売上金を私利私欲のために使い込んでいた
- 会社で保管している郵便切手を使用済みと偽って、郵便切手を管理していた者が換金し懐に入れていた
横領におけるニュース
私利私欲のためにやってしまった横領事件は、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっています。以下は過去に起きた横領が発覚したニュースです。
8億円横領「競馬に使った」 | 王子HDグループ会社の従業員、会社資金を8億円横領「ほぼ競馬に」|情報引用元|朝日新聞|2023年11月現在 |
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公金横領で楢葉町元職員の逮捕 | 楢葉町土地改良区ほか公金横領による元職員の逮捕にかかるお詫び|情報引用元|楢葉町HP|2023年11月現在 |
ゲームに1億超課金、2億円横領容疑 | 「ネット住民に認めてもらいたかった」ゲームに1億超課金、2億円横領容疑で43歳男逮捕|情報引用元|朝日新聞|2023年11月現在 |
業務上横領を放置していた場合の会社のリスク
今いまの話ではなく横領は過去から横領発覚に至るまで長期間にわたり横領が行われてきた場合が多く見受けられます。発覚当初はわずかな被害であっても、深く調査を進める上で数百万から数千万円の被害額に上ることも少なくありません。会社企業の影響は甚大で、大手企業のケースを見れば、横領被害額が数億円に及ぶこともあります。一発倒産の危機にあるほどです。「何か怪しい」と感じた場合、その直感は的中しているかもしれません。業務上横領を放置することは危険であり、会社企業の大きなリスクにつながります。冷静な判断と早急な対応が求められます。何も手を打たずに放置することこそが会社企業の最大のリスクです。
業務上横領をさせないために
- 定期的に内部監査を実施する
- 会社資金の管理を特定の個人や一人だけに任せない
- お金の入出金は必ず複数承認制とし金銭管理を徹底する
- 小口現金の帳簿残高と実額を照合する
- 横領の違法性と社内不正について強硬な姿勢を役員・全員に周知する
業務上横領疑惑が浮上した場合の適切なフロー
@資金がどう流れたかを全体把握するA横領を行ったとされる人物や関係者に対して事情聴取を行うB確実な証拠のもと横領が確定したら警察に被害届を提出するC横領を行った者に対する懲戒処分等を検討するD横領を行った者に対して横領資金の返還を請求するE会社資金の管理方法を見直すと言うフローになります。
業務上横領にまつわる相談事例
業務上横領にまつわる相談事例
- 家族経営の闇、社長の奥さんが脱税している
- 税務調査で突かれる前に社内不正を明らかにしたい
- 郵便切手を私物化している職員がいる
- 経費の不正請求が多数発覚している
- 社員が法人クレジットカードを不正に使用し、個人的な支払いに充てているかもしれない
- 顧客の預金口座の管理業務を担当している者が、休眠口座を悪用している
※相談事例は過去の相談事例を元に一部内容を変更して掲載しています。
浮上する社内の横領問題を探偵調査した体験談
企業調査体験談|まさかのまさかが横領|50代男性
社員による横領疑惑が浮上しています。慎重にかつ機密性を保ちながら、専門的な調査が求められると相談に至った次第です。我々としては、確固たる証拠がないまま、疑惑の社員を責め立てるわけにはいかず、会社として被害額の実態も把握したいと考えております。現時点では一部のみが知っているため、外に漏れることはありません。ご提案いただける方法や具体的な手順についてはお任せ致します。社内監査とも協力体制でいきますが、懸念されるのは、やはり情報が漏洩することです。また、黒幕と疑っている人物は社内でも立場がある人物ではないかと思っています。
調査内容
企業調査(横領問題) | 業務上横領の有無や横領行為者の特定を調査を持って明らかにする |
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疑惑でも社内横領問題を解決するために有効な探偵調査
横領問題を解決するために行う探偵興信所の調査
社内で起こりうる「業務上横領問題」に対して探偵事務所や興信所の利用が有効な理由は、内部調査では確認できない情報が得られるということです。企業や法人の内部調査では、社内隠ぺいの可能性も否めないため事実の確認や証拠が出ないこともあります。しかし、探偵事務所や興信所を利用すれば社内事情に関わらず事実のみをお伝えすることができます。また、探偵は調査のプロでもあります。社内の調査部が早朝や深夜帯、長時間の張り込みや尾行などを行えるわけではありません。専門家を利用することは、時に費用対効果の高い結果が得られると言えるでしょう。また、顧問弁護士による法的対処を行う場合にも、弁護士より証拠が必要だと言われるケースもあります。探偵興信所一般社団法人では業務上横領問題にお悩みの方に向けた解決するために提案できる調査の内容です。解決を望んでいる、依頼を検討されている方は参考の上、無料相談窓口をご利用ください。
探偵興信所が行える調査内容
企業調査(横領問題) | 業務上横領の有無や横領行為者の特定を調査を持って明らかにする |
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※上記調査は状況よって必要調査が変わります。調査の内容、調査費用、日程などは相談窓口よりお問合せください。各専門家をお繋ぎしますので、どのような内容かをお話ください。相談内容は守秘義務により固く守られます。ご安心ください。
LINE相談 | 探偵興信所公式LINE 探偵興信所(社)では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら |
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社内の横領は放置すべからず|探偵興信所のご案内
社内の横領は放置すべからず|探偵興信所のご案内
社内で浮上した横領疑惑、問題の解決にはまず事実確認と証拠が鍵となります。横領問題の真相を確認し、具体的な証拠を収集することが問題解決に直結します。そのため正確で法的に妥当な手段で調査を進めなければなりません。不適切な方法を用いると法的な問題が生じたり、相手に気づかれる可能性があります。会社企業における業務上横領問題、探偵が調査とその結果に基づく報告をもって悩み解決にお手伝させていただきます。不安や疑念がある場合は、お気軽に探偵興信所にご連絡ください。
企業調査に関するよくある質問と答え
質問1:弊社で社員による横領疑惑があります。問題解決のために、ご協力いただけますか?シークレット事案として扱っていただけますか? 答え1:横領問題が起こっているのであれば、問題を放置することは被害を拡大させます。問題の芽を摘む必要があります。まずは探偵興信所の無料相談をご利用ください。いかなる調査も秘密は守られ、情報が漏洩することなく遂行します。 |
質問2:横領問題を探偵に依頼するメリットについて教えてください。 答え2:専門的な手法で情報を収集することができる、会社企業が調査を行う場合と比較して、より効率的に調査を進めることができる、結果的にコストカット、時間カットに繋がる、隠蔽の恐れがない、目的を周囲に知られずに調査を進めることができるなどがあります。 |
質問3:情報隠蔽や逃亡の可能性があります。内密に調査してください。潜入調査は可能ですか? 答え3:潜入調査は可能です。過去には、内部監査を掻い潜ってきた原因として、内部の者同士での結託が横領発覚を遅らせ被害額を増大させたと言う事例がありました。探偵興信所では潜入調査をお受けしています。 |
※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |