認知症の父の徘徊ルートを知っておきたい

 

認知症の父の徘徊ルートを知っておきたい  
 

認知症の父の徘徊ルートを知っておきたいとご家族から相談がありました。認知症を抱える親を見守ることは、非常に辛い状況です。簡単なことではありませんが認知症は家族の理解と優しく見守ること、忍耐が欠かせません。認知症による徘徊で行方不明になる高齢者は増加しています。徘徊はとても危険なことですが、日頃から備えをしっかりしておけば、早期に発見できる可能性が高くなります。認知症の高齢者を早期に発見できるための対策について書きました。

 
 
最終更新日 
 
 

【この記事は下記の方に向けた内容です】
 

  • 認知症の父親、母親が徘徊する
  • 徘徊老人の父親を優しく見守りたい
  • 認知症による徘徊を理解した上でいざという時に備えたい

 
 

認知症の父の徘徊ルートを知る方法と対策

認知症の父の徘徊による危険性

認知症による徘徊

認知症で高齢者が徘徊し行方不明になる事案が社会問題化しています。認知症を抱える親を見守ることは、容易いことではありません。認知症は家族の理解と優しく見守ること、忍耐が欠かせません。認知症による徘徊で行方不明になる高齢者は増加しています。認知症で行方不明になった人の数は、2022年には全国で約1万8,700人以上で、統計がスタートした10年前と比べてで約2倍に増えているといいます。約500人の人が徘徊中に死亡が確認されているなど、徘徊が危険であることを物語っています。
 

認知症の行方不明者数 認知症の行方不明者、10年連続の増加 10年前から1.95倍に 情報引用元:朝日新聞|2023年9月現在

 
 

徘徊が危険である理由

徘徊で行方不明になった場合、1週間以内に99%の確率で保護されるなどして所在が明らかになることがわかっています。しかし、行方不明から5日が経過してしまうと生存率は0%となり、徘徊から早期発見がいかに大切であるかが分かります。自宅から遠く離れた場所で保護され認知症であるがために自分の名前や住所を言えずに「身元不明者」とされるケースもあります。また、電車事故、自動車事故、自転車事故に巻き込まれたり、転倒、熱中症、何らかの持病が発症したりと徘徊には危険が伴うことが分かります。

 
 

なぜ徘徊するのか

  • 今自分がいる場所が分からなくなっている
  • 昔の記憶が甦り実家に帰ろうとする
  • なぜここにいるのか分からなくなってしまう
  • 意味もなく徘徊してしまう
  • 強い不安があったり、危険を感じて逃げようとしてしまう
  • 幻覚や幻聴があり徘徊してしまう
  • 現状に何らかの不満を感じ逃れたいと思って徘徊してしまう

 
 

徘徊が起こりやすい時間帯がある

夕暮れ症候群(BPSD)、耳慣れない言葉ですが、認知症の顕著とされる症状です。夕方になると落ち着きをなくし、出かけようとする傾向があります。この症状は、認知症患者にとって一日の終わりに不安や混乱が増すことが原因で起こることが多いです。自宅にいるにも関わらず過去の場所や記憶が蘇り、「家に帰る」と故郷に帰ろうとすることがあります。デイサービスやショートステイなど、慣れない介護施設にいる不安やストレスから、夕暮れ症候群の発症が見られることがあります。

 
 

認知症で徘徊が見られる人にやってはいけないこと

  • 徘徊しないように、内鍵、外鍵をつける
  • 服や履物を隠す
  • 暴力、暴言、身体虐待を行う

 
 

認知症で徘徊が見られる人を優しく見守る方法とは

徘徊を推奨しているわけではありませんが、いざという時のために徘徊への備え、対処法は必要不可欠です。徘徊があった際に慌てないための対処法を下記に列記します。ご家族だけで何とかしようとせず、専門家を頼りましょう。
 

徘徊に気付けるようにする
  • 玄関や窓にセンサー、鈴、音等で知らせる物をつけておく
  • 閉じ込めるのではなく、努めてドアの閉会、施錠に気を配る
  • 外に出ることをためらう、興味を惹くアイテムを飾っておく
徘徊後にすぐに発見できるようにする
  • 日頃から一緒に出かける
  • 持ち物や衣服に名前、住所、連絡先を記載しておく
  • かばんや持ち物に名前、住所、連絡先を記載しておく
  • 出かける時間帯、興味をそそるもの、昔の思い入れを把握しておく
  • 徘徊ルートを確認しておく
日頃から行政と連携をとり専門家を頼る
  • いざという時は警察に捜索願を出す
  • 包括支援センターと連携をとる
  • 老人ホーム、デイサービス、福祉、自治会、民生委員の支援などを求める

 
 

認知症の父の徘徊問題を相談できる場所

警察に相談する

認知症による徘徊は早期発見が何よりも優先されます。警察に通報を躊躇う気持ちも分かりますが一刻を争います。認知症による徘徊が発生した場合は110番通報しましょう。

 
 

地域包括支援センターに相談する

地域包括支援センターは、居住地域での生活をサポートするため、保健医療と介護に関する相談を提供し、必要に応じて認知症専門医療センターや認知症初期支援チームなどの関連機関と連携し、適切な保健福祉サービスや制度の利用を支援しています。全国の市町村に設置されており、各地域で異なる名称を持つこともあります。お住まいの市町村高齢者福祉担当課にお問い合わせいただくか、ご自身の居住地域でご相談ください。

 
 

探偵興信所への相談

高齢社会に突入し、認知症による徘徊は増えており「認知症の親の徘徊ルートが知りたい」との相談は少なくありません。そんな時に利用していただける親の見守り調査。親の状況調査の目的や親の状況調査の相談・依頼方法、料金、事例など、親の状況調査に関する様々な知識・情報をお伝えできます。加えて親の尾行調査でもお手伝いできます。

 
 

認知症の父の徘徊ルートについて調べる|探偵調査した体験談

高齢者の見守り調査体験談|認知症の父の徘徊が心配|60代男性

親父の徘徊に参っています。妻だけでは外出を止めることができず、目を盗んでは外に出ようとします。私が付き添っていれば問題ないのですが、妻一人で親父をコントロールできず、行政と御社のサポートに電話しました。妻はノイローゼです。共倒れしたら我が家は終わります。

 
 

探偵調査依頼のきっかけ

退職して、再任用が決まり、65歳まで会社で雇ってもらっています。日中はデイサービスの助けがあります。デイサービスに行っていない日は妻が親父の面倒を見ています。家で親父を看るって本当に大変で「とてもじゃないけれど優しくなれない」と、妻に泣かれました。心労はいかばかりかと、妻には同情しかできません。

 
 

依頼をした理由

少しでも徘徊する親父の心配をなくすため、妻の負担を軽減するため。

 
 

調査内容
徘徊する父親の見守り調査 父親の行動を安全に見守るための調査
徘徊する父親の尾行調査 対象者である父親を安全に尾行し、徘徊ルート、時間帯、興味など知るための調査

 
 

探偵利用の感想

本当ならば、妻の負担や心労を考えれば、親父を縛り付けておきたいくらいです。足腰、体はしっかりしているのに、現実はこうも酷い。妻に一番感謝されたことは「探偵の方が今の辛い現状を親身になって話を聞いてくださったと」。仕事に行っている私には計り知れないほどの苦労が妻にあったことに気がついてあげられなかった、猛省しています。ご協力に感謝します。

 
 

認知症の父の徘徊における対策|いざという時の備え

認知症の父の徘徊ルートを知っておきたい|探偵興信所の調査

高齢者の見守り調査のご案内です。探偵興信所一般社団法人では認知症により徘徊をするご家族を持つ方のお悩みや問題解決するために提案できる調査の内容です。解決を望んでいる、依頼を検討されている方は参考の上、無料相談窓口を利用してご検討ください。

 
 

探偵興信所が行える調査内容

高齢者の見守り調査・尾行調査事例
  • 定期的に見守り調査をしてほしい
  • 認知症による徘徊ルートを知りたい
  • 離れて暮らす父親、母親の安全を確保したい
  • 高齢の父が一人暮らしのままでいいのか判断したい
  • 不審な電話、不審な訪問販売が相次いでいるので心配だ
  • 親が詐欺に遭ったので、2度とないようにたまに見守り調査をしてほしい

 
※上記調査は状況よって必要調査が変わります。調査の内容、調査費用、日程などは相談窓口よりお問合せください。各専門家をお繋ぎしますので、どのような内容かをお話ください。相談内容は守秘義務により固く守られます。ご安心ください。

 
 

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認知症の父の徘徊が心配な方へ|探偵興信所のご案内

認知症の父の徘徊について相談したい方は

ご家族の安全な生活や命を守るためにも、認知症による徘徊が見られるご家族に対して見守り調査は大切な一つの対策だといえます。高齢社会、認知症による徘徊で行方不明になる高齢者は増えるばかりです。杞憂で終わることが一番ですが、何かあってからでは取り返しがつきません。相談はいつでも無料です。高齢者の見守り調査や尾行調査でお手伝いできます。不安なことがあれば探偵興信所にお気軽にご連絡ください。

 
 

高齢者の見守り調査に関するよくある質問と答え

高齢者の見守り調査に関するよくある質問と答え  
 

質問1:親が地方に住んでいるため、認知症による徘徊、行方不明があった場合に私がすぐに駆けつけられません。最寄りの探偵事務所のサポートを受けられますか?

 
答え1:地方に住むご両親の状況・見守り調査の相談も少なくありません。私たちは全国対応しているため、どちらでもうかがうことが可能です。

 
 

質問2:高齢者の見守り調査をお願いしたいのですが探偵にはどんなサポートがありますか?離れていてすぐに駆けつけられません。

 
答え2:高齢者の見守り調査があります。認知症による徘徊を見守る調査、認知症による徘徊ルートを知るための調査、普段の様子を知るための調査、現状を知るための調査などさまざまな調査が可能です。調査を行っていることは秘密裏に行われるため、バレる心配はありません。相談内容は個々に違うため、調査内容も異なります。依頼人の希望に沿った解決に必要な調査を提案しています。

 
 

質問3:予算が決まっている場合、お勧めの調査はありますか?

 
答え3:調査にかける予算が決まっている場合でも、予算に応じた調査プランを作成することが可能です。自身の予算内で可能な調査をご案内します。費用面でお困りの方も諦めずにご相談ください。

 
 

認知症の父の徘徊ルートを知っておきたい|専門家が教える問題解決方法は探偵興信所専門家が書きました  
 
 

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※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。

 

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