子供が「ネットいじめ」に!親として助けられること|いじめ調査

 

子供が「ネットいじめ」に!親として助けられること|いじめ調査  
 

「子供のネットいじめ」まさに時代を象徴しています。ネットを介しても、いじめと見なされ、立派な犯罪行為だと断言できます。ネットいじめの厄介さは「親に知られにくい」「匿名性が高く誰が実行犯か分かりづらい」、加えて「ネットで拡散されると完全消去に難を要す」ところにあるでしょう。いみじくも大人の世界でもネットいじめはあります。今日は子供のネットいじめ問題にフォーカスして書きました。

 
 
2023/3/1 最新情報追記
 
 

【この記事は下記の方に向けた内容です】
 

  • 子供がLINE(ライン)の既読スルーを異様なまでに気にしている
  • 子供がSNSで誹謗中傷に遭い、拡散されている
  • 子供のネットいじめに対して、法的手段を取りたいご両親
  • 子供がインターネット・SNSでいじめに遭っていると気がついた方
  • 最近、子供の様子がおかしいと感じる方(物をなくす、元気がない、口数が減る、悩んでいる等)
  • 突然、子供が学校へ行きたくないと言いだした方
  • 学校側が子供のいじめを隠しているのではないかと疑っている方

 
 

子供の世界で巻き起こるネットいじめ

子供のネットいじめを放置してはいけない理由

いじめの実態

探偵では子供のいじめが深刻さを増していることを幾度もお伝えしてきました。仲間外れにする、陰口を叩くといういじめも学校がメインの居場所となっている子供には辛いことでしょう。現代のいじめは厄介さがプラスされインターネット上で誹謗中傷を受けるといったいじめがも起こっています。いじめは種類を変えても決して許されない行為。いじめは、口撃だけでなく、身体への暴行、恐喝、死に追い込むなど被害者を追い詰めます。いじめを受けた本人・家族のその後の人生をも変えてしまう、それが子供のいじめです。クラス替え、卒業と節目を迎えても、いじめられた本人は長期的に苦しむ傾向にあります。この先も心理的影響を及ぼす可能性があります。いじめのフラッシュバック、引きこもり、健全な人間関係を築けない、自己否定、家族への暴行・・・いじめの影響はさまざまですが、いじめられた本人にとっては終わりがないのも事実です。

 
 

いじめの定義

平成25年に 「いじめ防止対策推進法 」が制定され,第2条で 「いじめとは、児童等に対して,当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童と一定の人間関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 (インターネットを通じて行われるものを含む。 )であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。 」と定義されています。
 
引用元:文部科学省HP/2023年3月現在  文部科学省ホームページより

 
 

いじめの定義における具体的な内容

いじめの定義はこれまでにも国が専門家を交えて協議をかさね、時代で変遷してきました。昭和61年と平成25年とでは大きな違いを感じます。
 

昭和61年 自分より弱い者に対して一方的に身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもので、学校の内外を問わない。学校として関係児童生徒・いじめの内容などを確認したものに限る※学校が認定しない限りはいじめではない
平成25年 同じ学校に在籍する一定の人間関係にある者による心理的・物理的な影響を与える行為であって、被害者が心身の苦痛を感じているもので、学校の内外を問わない。心理的・物理的な影響を与える行為には、インターネットを通じておこなわれるものも含む※いじめ防止対策推進法第2条によって法的に定義された

 

  • 冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる
  • 仲間はずれや集団による無視をされる
  • ぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする
  • 金品をたかられる
  • 金品を隠されたり、盗まれたり、壊されたり、捨てられたりする
  • 嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたりする
  • SNSやインターネット等で誹謗中傷される

 
 

ネットいじめの問題について

ネットいじめについて、下記のとおり文部科学省が懸念を指摘しています。
 

  • 不特定多数の者から、特定の子どもに対する誹謗・中傷が絶え間なく集中的に行われ、また、誰により書き込まれたかを特定することが困難な場合が多いことから、被害が短期間で極めて深刻なものとなること
  • ネットが持つ匿名性から安易に書き込みが行われている結果、子どもが簡単に被害者にも加害者にもなってしまうこと
  • 子どもたちが利用する学校非公式サイト(いわゆる「学校裏サイト」)を用いて、情報の収集や加工が容易にできることから、子どもたちの個人情報や画像がネット上に流出し、それらが悪用されていること
  • 保護者や教師など身近な大人が、子どもたちの携帯電話やインターネットの利用の実態を十分に把握しておらず、また、保護者や教師により『ネット上のいじめ』を発見することが難しいため、その実態を把握し効果的な対策を講じることが困難であること

 
情報引用元:文部科学省HP/2023年3月現在  「ネットいじめの指摘

 
 

子供のネットいじめの具体例

ネットいじめの厄介さは「匿名性が高い」「誰に見られているのか分からない」ことにあります。そうすると、ネットいじめに遭っている本人は、他人の言動を素直に受け取れなくなります。「自分は嫌われ者で、周りは陰で悪口を言っている」と疑いを抱きます。 世の中みんなが敵と感じてしまう辛い思いをすることになりかねません。
 

無視やグループを外される LINE(ライン)でグループを外された、仲間に入れてもらえない、既読スルーが起こっている
本人になりすまして投稿される 名前と写真などを意図しないところで使われ、勝手にアカウントを解説されたり、メールを送ったりとなりすまし行為が行われている
掲示板やSNSで誹謗中傷の書き込みや投稿がある 多くの場合学校裏サイトが存在していて、大人が知り得ないところで匿名性をいい事に個人を特定するような内容で誹謗中傷が行われている、
裏アカ(捨てアド)で暴言が送られる 子供が持つスマホやパソコンに、裏アカウントや捨てアドレスが巧みに使われ、ダイレクトメール等で言葉の暴力が送られてくる
チェーンメール 特定の子どもの悪口や誹謗中傷を不特定多数の携帯電話等にメールで送信する

 
 

子供のネットいじめで浴びせられた言葉の暴力

子供でもそうでなくとも、言葉の使い方を誤ると、受け手には言葉の暴力となり刺さります。「ウザイ」「死ね」「ブス」「ブサイク」「気持ち悪い」「キモい」「いじめてやる」「お前なんかいなくなれ」全て言葉の暴力イコールいじめです。

 
 

子供がネットいじめに遭っているかもしれない

子供がネットいじめに遭っている場合、下記の兆候が散見されます。あなたの子供に変化はありませんか。
 

  • 「自分は不幸だ」「生きていても良いことがない」など子供の自虐が増えた
  • SNSでうわさやでっちあげの内容が拡散されている
  • 子供が「学校へは行かない」や「死にたい」と口走る
  • 子供が電話に出ない
  • スマホに電話・メール・LINE(ライン)があると強張った表情をする
  • 子供のスマホのホーム画面を勝手に見たら激怒された
  • 子供が自分のスマホを見せたがらない
  • 子供がエゴサーチしている

 
※相談事例は過去の相談事例を元に一部内容を変更して掲載しています。

 
 

子供のネットいじめに親が出ていいものか

子供へのネットいじめ、親が気づいてあげられなくて誰が助けてあげられますか。大人が想像する以上に、子供のいじめは残酷です。子供の喧嘩だからと済まされるものではなく、陰湿で悪質です。また、子供同士に限らず、教職の立場にある者からのいじめ、顧問、塾の先生からのいじめも看過できません。ネットいじめに遭った子供が不登校になったり、PTSDになったり、自殺したりと未来ある子供の将来が閉ざされることもあります。ネットいじめは以下の理由で犯罪になります。
 

  • いじめにより被害者が精神を病む病気になった場合も傷害罪が成立する
  • 誹謗中傷をした場合は侮辱罪や名誉毀損罪に該当する

 
 

子供のネットいじめが表面化しない理由

子供のネットいじめが表面化しない理由は、下記の理由が考えられます。
 

  • ネットいじめの被害者本人がいじめられることはみっともないと思っている
  • ネットいじめで親(保護者)に心配をかけたくないと思っている
  • ネットいじめで親(保護者)に通報することで、復讐に遭うと考えている
  • 大人がネットいじめの実態を把握しつつも隠蔽している可能性がある

 
 

子供のネットいじめを相談できる場所

学校へ相談

子どもがネットいじめにあったら、はじめに担任に相談しましょう。子どもから聞いた事実を冷静に伝えることが大事です。学校側は、加害者とその保護者との面会や、生徒間でのネットいじめの実態を把握しようと努めます。

 
 

法務省や警察へ相談

法務省の子どもの人権110番(0120-007-110)に電話をするか、警察の各都道府県県サイバー犯罪対策室に相談してみることもおすすめです。

 
 

24時間子供SOSダイヤルへ相談

文部科学省下の24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)があります。無料で子どもから大人まで、電話でいじめについて相談を受けています。

 
 

チャイルドライン支援センターへ相談

NPO法人が運営しているチャイルドライン支援センター(0120-99-7777)は18歳以下の子供が利用できる無料相談です。匿名で相談でき、電話を切りたい時に切っていいという規則があります。電話だけでなく、チャツトでも対応しています。

 
 

弁護士へ相談

弁護士に相談するのも手段のひとつです。ネットいじめを含むいじめ相談が年々増加しています。

 
 

探偵興信所へ相談

ネットいじめには子どもの主張の裏付けとなるいじめの証拠が重要となります。ネットいじめの証拠があれば、いじめの加害者やその親、学校にいじめを認めされることができるでしょう。その後、ネットいじめ問題を法的に訴えるという場合においても、いじめの証拠は重要になります。探偵興信所では、いじめの証拠収集といった調査を手掛けています。相談は24時間、電話・メールで無料で受け付けています。

 
 

自分で行えるネットいじめ対処法・ネットいじめ解決法

  1. 子供の話を冷静に聞く
  2. 子供の心と体の安全の確保を行う
  3. 学校に子供がネットでいじめられていることを相談する
  4. ネットいじめの証拠を可能な限り保存しておく
  5. 今後どうしたいと考えているか、子供の主張を認める
  6. 子供がネットいじめを理由に学校に行きたくないと主張した場合「休ませる」選択も視野に入れる

 
 

子供のネットいじめを見つけたら親ができること

可能な限り見つけたネットいじめの証拠は残しておく

証拠として残す方法は下記のとおりです。
 

  • 受けたDM、メール、目にした投稿は保存する
  • 投稿にあっては投稿日時、ID、URLをスクショ(スクリーンショット)等で画像保存をかける

 
 

削除依頼申請をする

サイトであれば、サイトを運営している側に削除依頼を申請しましょう。ネットやオンライン上で書かれた内容は可能な限り消すことができます。しかし、新たに書き込まれた内容にあってはイタチごっこ化します。

 
 

情報開示請求をする

サイト運営元が削除に対応してくれない、時間を要す場合も考えられます。送信防止措置依頼、プロバイダの情報、書き込んだ者のIPアドレスなど開示請求しましょう。後に、発信者や投稿者を特定できる場合があります。

 
 

アカウント(メールアドレス・SNSアカウント)を変更する

相手からネットいじめをされないような環境を作ることもひとつの手です。メールアドレスの変更、ネットいじめがあるアカウントの削除、変更などです。

 
 

子供のネットいじめを解決するために有効な探偵調査

子供のネットいじめ調査

子供のネットいじめに関する調査を行っております。

ネットいじめの実態を調べる調査 ネットいじめの実態把握・ネットいじめの証拠収集

 
 

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子供のネットいじめを止めさせるために

子供のネットいじめでお悩みの方へ

ネットいじめは立派な犯罪です。お子さんがいじめの被害者になった場合、親として胸を締め付けられるような思いを抱えてお過ごしのことでしょう。ネットいじめは匿名性の高さから拡散された名前、動画、写真、誹謗中傷の内容は完全に消すことは困難を極めます。親ができることは、子供の話を聞き、子供を受け入れ、子供のために戦う姿勢をわが子に見せることかもしれません。

 
 

今すぐ相談したい方は

相談は24時間無料で受け付けています。ネットいじめ問題は簡単に考えてはいけません。大人でも誹謗中傷で命を落とす人もいるほどです。子供のネットいじめ問題に強い専門家にご相談ください。


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子供が「ネットいじめ」に!親として助けられること|いじめ調査|専門家が教える問題解決方法は探偵興信所専門家が書きました  
 

 
 

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※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。

 

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