尾行・張込み調査費用と見積もりの注意点|探偵の行動調査費用についてのQ&A

探偵が実施する行動調査とはどんな案件に役立つ調査なのか?行動調査の中身と費用についての質問に探偵興信所が分かりやすくお答えします。
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【この記事は下記の方に向けた内容です】
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探偵の行動調査Q&A
探偵の行動調査で調べられること
行動調査の基本となる尾行・張り込み
最初に行動調査は素行調査とも呼ばれておりこの2つに大きな違いはありません。行動調査では尾行や張り込みを主としています。対象者を監視することで「いつ」「誰と」「どこで」「何をしたのか」といった行動内容を細かに調べることができます。行動調査を実施すれば、依頼者が知らなかった対象者の一面を知ることができます。また、多くの証拠や情報を得ることができます。
行動調査を実施するとき
行動調査は個人だけでなく、企業における問題でも度々利用されている調査の一つになります。尾行・張り込みから対象者の行動を丸裸にする行動調査。行動調査は以下のような相談に向いている調査になります。
- 浮気・不倫疑惑があるとき
- 金銭トラブル、借金の申し込みがあるとき
- 学校や会社に行っていないとき
- 怪しい動きや隠し事があるとき
- 詐欺師や既婚者など偽りの可能性があるとき
- 経歴詐称の疑惑があるとき
- 従業員に横領などの不正行為の噂があるとき
- 婚約者に不信感があるとき
- 投資や取引の話があるとき
行動調査で明らかになる具体的なこと
行動調査では対象者の以下の内容が判明します。基本的に対象者を尾行して調査を行うため、リアルタイムで情報を入手することができます。
- 交友関係
- 異性関係
- 立ち寄り先
- 接触人物
- 行動パターン
行動調査に関するQ&A
行動調査に関する質問と答え
質問1:行動調査では尾行を行うとのことですが、気づかれる可能性はあるのでしょうか? 答え1:尾行に気づかれては探偵業はやっていけません。あまりにも人や車が少ない場所では、調査員や車両を変えたりしながら調査を行います。中には警戒心の強い対象者もいます。もちろん探偵もプロなので気づかれないように対応しながら、尾行を行います。 |
質問2:行動調査から浮気が事実だった場合、浮気相手のことも調べられるのでしょうか。 答え2:行動調査では対象者が誰とどこで何をしたかが分かります。接触した人物が浮気相手だった場合、浮気相手の名前、住所、勤務先、家族構成などの身元情報を調べることも可能です。 |
質問3:行動調査の依頼時に必要な情報はありますか? 答え3:依頼者から持ち込まれる事前情報は調査プランを立てるの役立ちます。以下のような情報は役立ちます。しかし、探偵でも情報は集めるので依頼者が無理をして集める必要はありません。
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行動調査にかかる費用と見積り方法
調査費用について
行動調査の費用は調査の実働時間や調査員の人数によって決まります。調査期間(調査時間)が長く、調査員が多ければ費用も高額になります。最低でも2名の調査員が調査を担当します。費用相場は調査員1人×1時間あたり=5千円〜1万5千円と言われています。依頼する探偵事務所によっても調査員の時間給は異なります。そのため調査費用の見積りも各探偵事務所によって大きく変わります。
行動調査費用の内訳
一般的な行動調査の費用内訳をご紹介します。着手金を設定していない探偵事務所もありますが、この場合、着手金を取らないのではなく報酬に上乗せしていると考えられます。
着手金(前払い) | 調査に入る準備に必要になる費用 |
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人件費 | 1人あたり1時間5千円〜1.5万円 |
経費 | 交通費・宿泊費・車両費・燃料費・高速代・機材費・通信費などの実費 |
手数料 | 調査結果をまとめた調査報告書作成費用 |
行動調査の相場
費用は調査期間(調査時間)によって左右されます。例えば、1カ月に及ぶ調査期間であっても調査日を土日に限定して1日あたり4時間の調査契約を結んだ場合では、合計で64時間の調査となります。64時間の調査の場合、上記の1.5万円/1H×2名で計算すると約200万円となります。200万はやはり高額です。そのため、長期間に及ぶ調査の場合は調査時間と費用が一体にになったパック型プランの利用がおすすめです。調査日を指定して調べることで費用を抑えることができます。ただしこの場合は空振りとならないようにある程度、正確な情報が必要になります。
行動調査の見積り方法
多くの探偵事務所が無料で見積りを行っています。1社に即決せずに、複数の探偵事務所に相談して見積りをもらいましょう。探偵事務所によって提案する調査プランが異なるため、見積り金額も異なります。ご自身の案件の場合の相場を見積りから知ることができます。
行動調査費用に関するQ&A
人探し調査費用に関する質問と答え
質問1:あまり調査費用をかけずに調査をしたい場合はどうしたら良いでしょうか。 答え1:依頼者が調査日や調査時間を指定して調査を行うことで調査費用を抑えることができます。そのためには情報を掴んでおくことが大事になります。例えば配偶者の浮気を調べたい場合は、浮気相手と会うだろう日を事前にピックアップしておく必要があります。 |
質問2:探偵事務所によって見積りが全く違います。この場合、一番安いところに依頼するべきですか? 答え2:費用の安さだけで依頼を決めるのは危険です。もちろん費用は大切な要素ですが、どのような調査をしてくれるのかといった調査プランを明確に提示してくれる探偵事務所が信頼できます。費用が安くても証拠が取れなかったでは意味がありません。費用面・調査手法・担当者の人柄など、信頼できる探偵事務所がおすすめです。 |
質問3:行動調査を検討していますが高額な費用はかけられません。何か良い方法はありますか? 答え3:探偵事務所への相談時にあらかじめ予算を決めておくと良いでしょう。そして予算内でできる調査プランを立ててもらいます。その調査プランにご自身が納得すれば契約をするといった方法があります。 |
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まとめ
行動調査では対象者が隠している一面を調べることができます。例えば、今後法的手段を検討している場合などでは証拠が重要になるため、行動調査を実施することをおすすめします。長期間(長時間)の調査では費用も高額になってしまうため、パックプランを利用したり、調査日を指定するなどして調査費用を抑えましょう。依頼は即決せずに必ず複数の探偵事務所に見積りをとってくださいね。




※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
