人探し調査に必要となる情報と費用を抑える方法

探偵へ人探し調査を依頼する際は対象者の情報が重要になります。調査に役立つ情報と調査費用を抑える方法についてご紹介します。
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【この記事は下記の方に向けた内容です】
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人探し調査に役立つ情報
人探し調査で重要となる対象者に関する情報
対象者の情報が成功の鍵
人探し調査では対象者に関する情報が重要な役割を果たします。やはり情報量が少なければ見つかる可能性も低くなります。なるべく多くの対象者に関する情報を事前に集めておきましょう。人探しに役立つ情報についてご紹介します。
- 【基本情報】
- 【関連する人物の情報】
- 【最後に目撃された場所や行動】
- 【対象者の写真】
- 【年賀状や手紙】
- 【SNS】
氏名(旧姓)、生年月日、年齢、知っている住所(実家も含む)、住んでいる地域、勤務先、職種、電話番号やメールアドレス、卒業した学校名、出身地などの対象者の基本的な情報を集めましょう。過去の情報でも構いません。まずは対象者の基本情報を収集してください。
対象者と関係のある人物や対象者の家族に関する情報も重要になります。友人、家族、同僚、元恋人などの氏名、連絡先、住所、関係性などを情報を収集します。
対象者が最後に目撃された場所や行動内容、最後に連絡を取った日時などの情報を収集します。これは調査の出発点となる重要な情報です。
対象者の写真は日付の近いものほど有効です。合わせて外見的な特徴も整理しましょう。身長、体重、眼鏡の有無、ほくろ、服装のタイプなどを整理してください。個人で人探しの掲示板サイトなどで探す際も対象者の特徴や写真、最後の目撃情報などは重要になります。
過去に年賀状や手紙のやり取りがあった場合はそれらを探してください。共通する友人などにも聞いてみましょう。ご自身がやり取りをしていなくても友人の元に手がかりが残されているかもしれません。
一定の年代以上の方はSNSをやっている人は少ないかもしれませんが、最近ではほとんどの人が何かしらのSNSアカウントを保有しています。SNSアカウントも対象者の発見の重要な手がかりとなります。SNSアカウントが分からない場合はあだ名や生年月日などを合わせれば見つけられるかもしれません。趣味のハッシュタグから見つかる可能性もあります。SNSアカウントが分からない場合でも助けとなるキーワードを思い出したら書き留めておいてください。
対象者の情報の集め方
情報収集方法
卒業アルバム
学生時代の旧友や元恋人を探したいといった場合は卒業アルバムを見直してください。個人情報保護法が施行される以前の卒業アルバムには実家の住所や電話番号が載っています。卒業アルバムから対象者の実家住所が判明する可能性があります。
共通の友人・知人から聞き取り
共通の友人が情報を持っているかもしれません。共通の友人・知人がいる場合は、そこから辿る方法が信頼性も高く、最も対象者につながりやすいといえます。友人の友人といったところまで聞き込みをして情報を集めましょう。
マッチングアプリ
マッチングアプリで知り合った相手を探したいといった相談も増えています。出会ったマッチングアプリに再登録してください。再度、登録して活動している可能性があります。主流なマッチングアプリは限られているので、他のマッチングアプリも登録して調べてみましょう。
ネットやSNS検索
対象者の現在の情報に繋がることはあまりないかもしれませんが、過去の情報が残されている可能性があります。繋がっている人を見つけられる可能性もあります。調査に役立つ情報が残されているかもしれません。
探偵の人探し調査費用の相場
人探し調査の費用相場
人探し調査の費用は調査の実働時間や調査員の人数で決まります。調査時間が長く、調査員が多ければ費用も高額になります。費用相場は調査員1人×1時間あたり=5千円〜1万5千円と言われています。依頼する探偵事務所によって調査員の時間給も異なります。費用相場は10万円〜100万円を超える場合もあります。調査現場が遠方だったり(交通費・宿泊費がかかる)、1日あたりの調査時間が長くなる(深夜料金が発生する)と費用も高額となります。
人探し調査費用の内訳
一般的な人探し調査の費用内訳をご紹介します。着手金を設定していない探偵事務所もありますが、この場合、着手金を取らないのではなく報酬に上乗せしていると考えられます。
着手金(前払い) | 調査に入る準備に必要になる費用 |
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人件費 | 1人あたり1時間5千円〜1.5万円 |
経費 | 交通費・宿泊費・車両費・燃料費・高速代・機材費・通信費などの実費 |
手数料 | 調査結果をまとめた調査報告書作成費用 |
人探し調査費用を抑える方法
予算を決める
人探し調査では調査時間が長時間かかるケースが多いため、費用も高額になります。また、情報が古いなどの難易度が高い案件の場合は新たに情報収集をする必要があります。この場合も調査時間がかかってしまいます。費用を抑えるには予算を決め、予算内で調査してもらうという方法があります。予算内で調べられる調査プランを探偵事務所に策定してもらうと良いでしょう。
パック型プランを選択する
探偵の調査費用は大まかに「時給制」「パック型プラン」「成功報酬制度」に分かれます。人探し調査の場合、長時間の調査が想定されるためパック型プランが最適です。成功報酬制度を利用する場合は何をもって成功とするのか、成功の定義を事前によく話し合う必要があります。また、成功報酬の金額についても事前に確認しておきましょう。
時給制 | 調査稼働時間に応じて費用が発生する仕組み |
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パック型プラン | 時間と費用のパックセットプラン(例:30時間の調査で50万円など) |
成功報酬制度 | 依頼者と予め取り決めた結果が得られた場合のみ、報酬が発生する仕組み |
地元の探偵事務所に依頼する
探偵事務所は日本全国にありますが、やはり都市部に集中しています。例えば依頼先が地方で東京の探偵事務所に依頼した場合、調査員の交通費や宿泊費などの経費が発生します。経費は意外と高額になりがちなので、地元の探偵事務所に依頼するか、地方にも支社のある大手探偵事務所に依頼するなどの対策を取りましょう。
できるだけ多くの情報を事前に集める
人探し調査では情報量が重要になります。対象者の情報が少ないければ探偵が集めるところから始める必要があります。これでは時間がかかってしまうため、事前になるべく多くの情報を集めておきましょう。無理のない範囲で構いません。多くの情報を提出することで調査時間の短縮に繋がります。
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まとめ
人探し調査では情報量や正確性が結果に大きく関係します。年数が経過すると情報の信頼性が薄れてきます。どうしても探したい人がいる場合は、早く行動に移すことをおすすめします。正確な情報が多ければ見つかる可能性も高くなります。人探し調査の情報については本記事を参考にしてくださいね。




※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
