浮気慰謝料-探偵wiki

探偵のことがなんでも分かる探偵Wiki。このページでは「浮気慰謝料」について解説をしています。
最終更新日:2024年9月22日
浮気慰謝料
浮気慰謝料に関する解説
浮気慰謝料読み
浮気慰謝料:うわきいしゃりょう:ウワキイシャリョウ:consolation money |
浮気慰謝料とは
浮気慰謝料とは、不倫などの有責行為によって離婚の原因を作った側が、精神的苦痛を与えた配偶者に支払う損害賠償のことをいいます。 |
浮気慰謝料について
浮気慰謝料の解説
夫婦の一方が、異性の愛人と不貞行為(浮気や不倫)をした場合に、損害を被った配偶者は、貞操義務に違反した配偶者と異性の愛人に、貞操権侵害による精神的苦痛の慰謝料として、損害賠償を請求することが可能です。浮気が愛人の誘惑によるものか、自然の成り行きでの愛情によって生じたものかは関係なく、不貞行為自体に違法性があるため慰謝料の請求が認められています。これらは民法の規定を根拠にしており、被害者である配偶者は、その配偶者及び愛人に対し、慰謝料として損害賠償の請求をすることができます。但し、既に夫婦関係が破綻している状態で、配偶者が愛人との性的関係を持った場合は、不貞行為と夫婦関係の破綻には因果関係は認められないため、不貞行為による慰謝料の請求はできません。 |
浮気慰謝料関連項目
浮気慰謝料の金額
浮気慰謝料の金額は、特に決まった算定基準はなく、具体的な相場は決まっていません。実際の不貞行為による損害の程度や個々の事情によって決められます。被害者が受けた精神的苦痛の程度、不貞行為が原因で婚姻関係が破綻したかどうか、年齢、結婚年数、不貞行為の期間や回数、不貞行為への積極的関与度、また愛人の財力、社会的地位などが総合的に判断され、裁判官によって金額が決定されます。過去の判例では50万円から400万円で決定されることが多く、一般的に200万前後が多いようです。また慰謝料請求は離婚をしなくても請求はできますが、離婚に至る方が、慰謝料が高くなる傾向にあるようです。 |
浮気慰謝料の請求方法
裁判外での請求 | 浮気慰謝料の請求は、必ずしも裁判を通じて行う必要はありません。まずは、弁護士などの専門家に依頼し、相手方との交渉を通じて合意を図る方法があります。この場合、双方が合意に達すれば、慰謝料の金額や支払い方法が書面により決定され、裁判を避けることが可能です。特に家族間の問題を外部に晒さずに解決したい場合には、有効的です。 |
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裁判での請求 | もし話し合いで解決が難しい場合には、裁判所を通じて慰謝料を請求することになります。裁判では、不貞行為の証拠を提示し、精神的苦痛を証明することが求められます。浮気の証拠としては、探偵による調査報告書や、メール・SNSのやりとり、ホテルの領収書などが重要な証拠となります。 |
浮気慰謝料請求の注意点
浮気慰謝料を請求するためには、確固たる証拠が必要です。裁判では、不貞行為があったことを証明する責任が被害者側にあるため、確実な証拠が揃わないと、請求が認められない可能性があります。そのため、浮気が疑われる場合は、専門の探偵に依頼して証拠を収集することが効果的です。なお、証拠収集の際には、プライバシーの侵害や違法な手段による証拠は無効となるため、適法な手段での調査が必要です。 |
浮気慰謝料の請求期限
時効(消滅時効)について 浮気慰謝料の請求には時効が存在します。一般的に、不貞行為が発覚した日から3年以内に慰謝料請求を行う必要があります。これは民法第724条に基づくもので、発覚後にすぐに行動を起こすことが重要です。ただし、不貞行為の終わりから20年が経過した場合も請求権は消滅します。時効を過ぎると法的に請求ができなくなるため、迅速な対応が求められます。 |
浮気慰謝料関連リンク
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