盗撮・盗聴機器の基礎知識

盗撮・盗聴機器の基礎知識についてご案内します。

盗撮・盗聴機器の基礎知識

盗聴器の機能による分類

盗聴器の機能による分類

盗聴器には様々なタイプがあるが、大きく3つに分けると

  • 有線式
  • 無線式
  • 録音式

に分けることができます。
 
一般的に盗聴器といえば、無線式となり有線式盗聴器は特殊な盗聴器になります。有線式盗聴器は、ワイヤータッピングと呼ばれ室内の音声や電話の音を電線などで室外に引き出し離れた場所で聞きます。これは大掛かりで設置するには専門知識が必要なため、個人の盗聴で用いられることは少ないです。

盗聴器の機能別分類表

有線式 1.集音タイプ
(隠しマイクを仕込み別室で聞く)
2.電話盗聴タイプ
(電話線につないだコードを別室まで引き込み通話を聞く)
3コンクリートマイク
(隣室の壁にピックアップを当てて音声を聞く)
無線式 1.電池式 集音タイプ
(マイクで室内の音を拾う)
2.半永久タイプ 集音タイプ
(コンセント等から電源を取り、室内の音を拾う)
電話盗聴タイプ
(電話線から電源を取り、通話音を拾う)
録音式 1.ICレコーダー
(ICレコーダー、携帯電話などで音声を録音して、後からそれを回収する)

盗聴器の形による分類

盗聴器の見た目(形)による分類

盗聴器を分類する際に最もわかりやすいのは、見た目(形)で分類する方法です。

基板型
基板型は自分でなんらかの機器に埋め込んで使うタイプです。
ボックス型
ボックス型はどこかに隠して使うのが前提となり、四角くて黒い箱形のものが一般的です。
偽装型
偽装型はなんらかの機器に仕込み、盗聴器ではないと思わせるタイプです。これは見つかりずらい、扱いやすいといった特徴があります。
電源・電話系-コンセントタップ、カールコード方、モジュラージャック型、ヒューズ型
日用品系-電卓、マウス、ボールペン、時計、ぬいぐるみ、傘など
特殊型
コンクリートマイク、レーザー式盗聴器、集音マイクなど
転用型
携帯電話、特定小電力トランシーバー、赤ちゃんモニター、ワイヤレスマイク、コードレスフォンなど

盗聴電波について

周波数

無線式の盗聴器は電話回線への接続端子やマイクで拾った音を特定の周波数の電波に変えて発信し、盗聴者はこれを受信機で聞いたり録音します。
 

    398.605MHz
    399.455MHz
    399.030MHz
    139.970MHz
    397.250MHz
    139.940MHz
    140.00MHz
    398.640MHz

チャンネル

盗聴ではch=チャンネルを利用しており、「Ach」「Bch」「Cch」の3つが盗聴器の7割近くを占めています。

 VHF帯
 Ach 139.970MHz
 Bch 140.000MHz
 Cch 139.940MHz

 
 UHF帯
 Ach 398.605MHz
 Bch 399.455MHz
 Cch 399.030MHz
 Cch 400.000MHz

盗撮器の分類

盗撮器の種類

有線式盗撮カメラ 室内から電線につなぎ、傍受する形態。盗撮電波が発生しないので、見つけることが比較的困難。
小型CCDカメラ ビデオカメラの小型化はこのCCDと呼ばれる技術にあります。

  • 残像映像がない
  • 衝撃・振動に強い
  • 消費電力が少ない
  • 寿命がながい
  • 感度がよく映像が鮮明
  • 画像のゆがみが少ない

これらの特徴は盗撮用カメラとして必要条件を見たすことから、盗撮に用いられることが非常に多いです。

ピンホールレンズ 通常で3〜5mm、小さなものでは1mm以下の直径しかない超小型レンズ。直径1mmのピンホールレンズを使えば、壁・天井・家具・バック・ぬいぐるみなどに直径1mmの穴をあけ、その裏にカメラを仕掛ければよいので、気づかれにくく多用されている。
赤外線カメラ 暗闇でも撮影可能なカメラ。夜間など暗い場所での撮影はストロボや照明が必要になるが、この赤外線カメラを使えば相手に見つからず撮影できてしまう。
また、透撮といい、薄いTシャツや水着などこの赤外線撮影を使えば下着などはっきりとわかる位に映せてしまう。
デジタルカメラ 一般的に映像撮影のために普及しているカメラ。最近では高解像度の製品が多く、光化学的ズームに加え、画像の一部分を拡大するデジタルズーム、望遠レンズを使わずにクローズアップする機能などが搭載されている。
携帯カメラ 携帯電話を持っていれば基本的には標準装備されているカメラ。シャッター音を消すアプリなどの利用で盗撮カメラとして使用されていることが多い。
ファイバースコープ 細長い形状のケーブルの先端に小型カメラをつけたもの。狭い場所などに利用される。

盗撮に使用されるチャンネル

 TV放送帯
 VHF 1ch
 VHF 2ch
 UHF 13ch
 UHF 15ch
 UHF 25ch
 UHF 29ch

盗撮に使用される周波数

 1200MHz帯
 1080MHz
 1120MHz
 1160MHz
 1200MHz
  
 2400MHz帯
 2370MHz 2390MHz
 2410MHz 2412MHz
 2413MHz 2430MHz
 2432MHz 2450MHz
 2470MHz 2472MHz
 2490MHz 2510MHz 
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盗聴器・盗撮器を発見したら

盗聴器・盗撮カメラを発見したら

盗聴器・盗撮カメラを発見した時にはすぐに取り除きたいと思う方が大半ですが、見つけた後にどのように対処したいのかを検討し行動に移す必要があります。

すぐに撤去する
盗聴・盗撮をされていたと知れば、すぐに取り除きたくなるのは当たり前のことです。ですが、すぐに取り除くということは犯人に盗聴器発見を知らせるということに繋がります。その後、犯人がどのような行動に出るかまで検討しなければいけません。
犯人を突き止める
すぐに盗聴・盗撮器を取り除くのではなく、犯人を見つけるという行動のため、一時的にそのままにしておくという手段もあります。部屋に防犯カメラを付け犯人の動向を見るなど、犯人発見のための行動を優先するという選択肢もあります。
あえてそのまま残す
家族間、夫婦・恋人間に多い盗聴・盗撮の場合、知られて困ることがなければあえてそのままにし、相手(犯人)を安心させるという方法もあります。盗聴・盗撮器を撤去し、相手に疑いを増されるよりは、やましいことがないとあえて盗聴・盗撮で知らせるということです。

専門家への相談

盗聴器・盗撮器の調査は市販の発見器でも可能ですが、安価で量産されたものでは発見できるものに限りがあります。また、撤去方法など慎重にならなければいけない点もあり、盗聴器・盗撮カメラ発見の専門家にまずは相談することをお勧めします。

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