盗撮の恐ろしさ
盗撮の現状、目的、盗撮が多い場所、盗撮の兆候、放置の危険性についてご案内します。 |
盗撮の恐ろしさ
盗撮とは?
盗撮とは?
盗撮とは一般的に、被写体(または対象物)の了解を得ずに密かに撮影することをいいます。しかし公共の場での撮影は罪にはならず、取られる人が不快感を感じている・被写体との意思の疎通をしていないという2点が盗撮の基準となりやすいです。盗撮には写真などの「静止画」と、ビデオなどの「動画」の2つの種類にわけられます。 |
盗撮の現状
この盗撮は、個人的な理由の目的以外であれば、雑誌やインターネットの投稿写真に使われることが多い。インターネットでの盗撮投稿市場の拡大は著しく、静止画・動画ともに数万という数の盗撮が投稿されているのが現状です。特にこういったわいせつ目的の盗撮は女性がターゲットになりやすく、自宅に隠しカメラをしかけられ24時間監視されているといった状況も起こっています。
盗撮の目的
個人が狙われる場合
- 妻・彼女(夫・彼氏)の浮気調査
- ストーカー
- 興味本位
- いらがらせ
- 賃貸マンション等の無差別での盗撮
- 金銭問題
- 子供の監視
- いじめ問題の調査
- 遺産問題
- 企業が狙われる場合
- 顧客情報
- 取引情報
- 雇用者の監視
- 派閥の問題
- 新商品の開発状況入手
- 選挙、汚職等の政治問題
- 宗教問題
- 空き巣など犯罪目的
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企業が狙われる場合
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その他の場合
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盗撮がされやすい場所
盗撮されやすい場所
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外出先
個人的な目的のいがらせやストーカーに多い手口です。携帯電話のカメラでの撮影はもちろんですが、よく使われるのが、靴先に小型カメラを貼り付けるたり、バックにカメラを仕込むという手口です。携帯電話の撮影であれば少なからず盗撮されている可能性を予期できますが、これら小型カメラを仕込む手口は被害者は全く気づかないことが多いです。
自宅
特にワンルームマンションが盗撮カメラが多く仕掛けられています。ワンルームマンションはひとつの部屋の中でほとんどの生活が営まれるため、盗撮者が狙うことの多い場所です。盗撮カメラが仕掛けられた部屋に入居してしまうケースも多い。
更衣室
更衣室はわいせつ目的、いやがらせなどの盗撮ターゲットになりやすい場所です。全身が写るように高い位置にカメラが設置されていることが多く、壁時計など壁の上にあるものには注意が必要です。また、男性が入りにくい場所であることから女性による犯行で多い盗撮場所にもあります。カメラが多い場所は掛け時計・ロッカーや棚の上の荷物・他人の衣類・同室している女性のカバン・ロッカーの隙間です。
トイレ
トイレは更衣室とは違い、カメラが下の位置に設置されていることが多いです。トイレは備品が少ないため、手口が限定されるので盗撮カメラが発見されることが比較的多いです。最も多いのは、芳香剤いれ・汚物入れ:仕切りの隙間です。
ラブホテル
盗撮マニア向けの専門店で売られている盗撮動画・写真の半数以上はラブホテルで撮られたものです。ラブホテルは一度入ってしまえばどこにでもカメラを仕掛けることができてしまうので非常に設置しやすい場所となります。
盗撮をされている時に多い兆候
早期発見が重要
盗撮の被害から身を守るには、未然に防ぐことが一番です。しかし、賃貸ルームに入居前に仕掛けられていたカメラや外出先での盗撮などはあらかじめ防衛策を講じることは難しくなってしまいます。そのため、何かおかしいと思った時はすぐに行動に移し、盗撮カメラの早期発見が大切になります。
よくある兆候
テレビ・ラジオのノイズ | |
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無線式の盗撮カメラの場合、テレビの画面に横じまが入ったり、ラジオにノイズが入ることがあります。これは盗撮カメラがテレビやラジオに近くに設置されている場合だと電波が回りこみ、ノイズを発生させているためです。 |
電話のノイズ | |
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電話の通話中のノイズは大きな手がかりになります。特にコードレスの電話・携帯電話に多くみられます。「プチッ」というノイズが聞こえた場合は、特に疑う必要があります。 |
電子機器の周辺の変化 | |
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コンセントの下にホコリが落ちている、木屑や壁に穴をあけた粉のようなほこりが落ちていた場合は、コンセントを取り外しその中に仕掛けられていないか調べる必要があります。コンセントのほかにも、保安器・付け覚えのないコンセントやたこ足配も兆候として気づきやすい場所です。 |
人間関係 | |
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話してもいないことを知られている、頻繁に同じ人物とすれ違う(付けられている)なども盗撮の兆候としてあげられます。個人的ないやがらせやストーカー目的の場合、直接尾行し盗撮しているということもあります。また、話してもしないことを知られている場合は、盗撮によって得た情報が伝播しているともいえます。 |
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盗撮は放置してはいけない
自分の身は自分で守る
日本人は危機管理が弱い部分があります。「自分だけは大丈夫」という感覚は盗撮機器の販売台数からも通用しない現状です。盗撮をされてしまっているのはあなたの責任ではないですが、自分の身は自分で守るということは忘れないで下さい。盗撮はあなたの情報を不特定多数の人間に知らせてしまう恐ろしいものです。怪しいとおもったら放置せずにすぐに調べることをおすすめします。