従業員の男が「制服のサイズを確認する」と言い…バイト面接に来た女性(18)を盗撮未遂|探偵による事件の解説と対策法

盗撮未遂で飲食店店長が逮捕されました。アルバイトの面接にきた18歳女性が制服に着替える様子を盗撮しようとした疑いです。この記事では、探偵による事件の問題点と同様の事件を起こさないための対策を解説しています。
最終更新日
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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従業員による盗撮行為を阻止する方法
事件概要
飲食店店長が盗撮未遂で逮捕
アルバイトの面接にきた18歳女性を店の制服に着替えさせ、その様子を盗撮した疑いで飲食店の男性店長が逮捕されました。女性が更衣室で録画状態のスマホを発見、警察に相談し、逮捕に至りました。男性容疑者は、スマホの設置理由を防犯目的と話し容疑を否認していますが、スマホには女性を盗撮したとみられる動画が複数残されていました。
※引用元:「飲食店|元店長の男 「制服のサイズを確認する」と言い…バイト面接に来た女性(18)を盗撮未遂
」|CBCnews(2023年11月時点)
探偵による事件の見解
盗撮犯は繰り返し犯行を行う
盗撮行為には依存性があります。盗撮犯は、自身の欲求を満たすために繰り返し犯行に及びます。表面上に出てくる被害は氷山の一角で、盗撮はいたるところで行われている可能性があります。また、盗撮行為は公共機関や公衆トイレなどといった場所だけではなく、今回の事件のように更衣室や会社内でも盗撮行為も確認されています。自身がよく知っている安心できる環境だからといって警戒を怠るのは危険です。よく見知った場所であっても注意が必要だと言えます。
盗撮されないポイント
盗撮されないためのポイントとして、一人一人が日常生活の中に盗撮行為があるという認識をしっかり持つこでしょう。最近のカメラでは性能もよくなり小型化が進んでいるため、細工もしやすいことからあらゆる場所に小型カメラを設置することが可能です。不自然な物やいつも無い物がある場合には注意が必要です。盗撮行為はテロ行為です。被害者は盗撮動画がネットやSNSなどに拡散されていないか、動画が出回らないかと不安な生活を余儀なくされます。被害にあわないためには、日常の中に盗撮行為があるという意識付けが大切だと言えます。
警察に連絡するタイミングと必要性
盗撮被害に遭ったら即座に警察に通報、被害届を出すことが重要です。しかし、実際に盗撮被害にあった時は恐怖心や恥ずかしさ、対応方法などが分からず行動に起こせない場合もあります。もしも今、盗撮されているという場合には、近くの人に助けを求めることも必要です。また、仕掛けられている盗撮器を発見した場合にはその場で警察に通報しましょう。盗撮犯が盗撮器を回収しに来ることもあります。犯人逮捕につながる場合もあります。
事件になる前に行えること
意識改革と管理体制
盗撮被害を防ぐためには、設置される可能性がある会社や公共施設などの十分な管理体制が必要な要素だと言えます。管理する側こそ盗撮の警戒を強める必要があります。盗撮が行われそうな場所は定期的にカメラがないかなどを確認をすることで盗撮犯に管理が行き届き、設置しにくい場所であることを知らしめることができます。
盗撮を注意する場所
- 階段、エスカレーターの不審者
- トイレや脱衣所の備品や隙間
- 更衣室やロッカーの備品や隙間
- 銭湯、温泉施設など
- 性行為の際のスマートフォンやかばん
同様の事件に発展しかねない状況
今回の盗撮事件と同じような状況や似たような心配がある方は、すぐに対策や解決を行ってください。以下のような状況に当てはまる方は、然るべき対処が必要になります。また、探偵調査による対策や解決を望んでいる方は相談窓口よりすぐにご相談ください。
- 更衣室に所有者の分からないスマホが置かれていたことがある
- 店長のスマホに店の更衣室を隠し撮りしたような写真があった
- 店の名前を使用した盗撮動画が流出しているが本物か分からない
- 利用したことのある脱毛専門店で盗撮騒ぎがあった
- 盗撮の情報提供があったため、店舗内に盗撮カメラが仕掛けられていないか内密に調べたい
探偵への質問と答え
探偵への質問と答え
質問1:マッチングアプリで知り合った男性とホテルに行った際、小型カメラで盗撮されていることに気づきました。その時は怖さと動揺からSDカードを回収することに精一杯だったのですが、やはり警察に相談に行った方が良いでしょうか。 答え1:警察への相談は行った方が良いでしょう。但し、相手の正確な情報がない場合は警察も動けない可能性があるため、探偵調査によって相手の身元や情報を収集することも必要となります。 |
質問2:飲食店を経営しています。店のトイレから小型カメラが発見されました。これまでにも2回、カメラが発見されています。すでに警察には届けていますが犯人は分かっていません。店として他にどのような対策をとるべきでしょうか。 答え2:犯人が特定できていない場合は、再犯の可能性が高いため犯人を特定する調査が必要です。もし客が小型カメラを発見した場合には店が疑われる可能性もあり、今後の経営にも影響が出ることとなります。 |
質問3:駅のエスカレーターで盗撮されました。盗撮に気づいたので捕まえようとしたのですが、振り切られ逃げられてしまいました。犯人の容姿ははっきりと覚えています。探偵で犯人を特定することは可能でしょうか? 答え3:盗撮犯は繰り返し犯行を行うことが高いため、特徴などを基に本人を特定できる場合があります。 |
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盗撮に関する相談窓口
相談窓口のご案内
スマホでの盗撮事件が増えています。スマホはカメラを外向きにポケットに入れているだけでは、実際に録画しているかどうかは分かりません。カメラの向きから今、盗撮されているような気がすると感じても勘違いかもしれないと自己納得してしまうものです。明らかな盗撮被害にあったときは、必ず警察に通報してください。盗撮されているかも?と感じる場合は、探偵興信所の調査で調べることもできます。店舗内の死角となる部分にカメラが仕掛けられていることもあります。定期的に盗撮カメラの調査を行うことで被害を防げます。盗撮に関する相談は24時間無料相談窓口にて受け付けています。
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この記事の筆者 「同僚の女性2人の着替え姿を盗撮か 更衣室に小型カメラ設置|会社員の46歳男逮捕」|探偵による事件の解説と対策法は、探偵興信所(社)の探偵調査員が書きました。探偵調査と依頼人から受ける相談事例の経験をもとに出した探偵だからこそ行える見解です。 |
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※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
