10代の家出場所｜東京編

10代の家出相談が増えています。なぜ家出するのか？お金を持たない10代はどこへ行くのか。東京における10代の家出事情をまとめました。

最終更新日　2023/6/26

【この記事は下記の方に向けた内容です】

10代の子どもが家出した
家出した子どもがどこにいるか分からない
家出の原因が知りたい
家出場所について知りたい

10代の家出場所について解説

10代の家出相談が増加中
10代の家出場所【トー横】
大人を信用できない10代
探偵興信所の家出人調査
無料相談窓口のご案内

10代の家出相談が増加中

家出をする10代

成人年齢が18歳に引き下げられたとはいえ、まだ未熟な子どもです。未成年にあたる18歳以下の家出相談も増加しています。10代の家出が増えています。家出する原とは？お金を十分に持たない10代の家出場所とは？10代の家出について解説します。

10代の家出理由

10代の家出は、非常に危険な状況を招く可能性があります。子どもが家出したら、警察や関連する地域の支援機関に相談することが重要になります。

【家庭内の問題】

家庭内は家出の要因となります。子どもへの虐待、暴力、性的虐待、心理的虐待。その他、両親の不仲、兄弟格差、家族の不和、借金など、安心できるはずの家が苦痛の場所になってしまうと、帰りたくなくなります。家庭内の問題から逃げるために家出をすることがあります。

【学校の問題】

10代が多くの時間を過ごす学校。いじめ問題や成績不良、部活動や恋愛の悩みなど、さまざまな悩みを抱えています。学校以外の居場所を求めて、SNSやネットの世界に依存することもあります。ネットで出会った友人の影響を受けて、現実世界から逃れるために家出を決行することがあります。

【自立心の追求】

10代の若者は自立心を求める場合があり、独立して生活したい、自分の人生をコントロールしたいという思いから家出をすることがあります。

【恋愛関係の問題】

恋人と常に一緒にいたいという思い、恋人に対する家族や周囲に反対への反発心などから、家を出て、恋人を選択するケースもあります。10代の恋愛は時に暴走することがあります。

【自己探求や冒険】

10代は自己探求や冒険を求める傾向があり、新しい経験をするために家出することがあります。この場合、子どもを取り巻く周囲の環境が大きく影響しています。

10代の家出場所【トー横】

家出した10代はどこに行く？

居場所を求めて家出する10代。お金や仕事も持たない家出した10代はどこへ行くのでしょうか。近年、世間を賑わせているトー横。トー横に居場所を求めて集まる10代は100人以上に上ると言われています。トー横は、東京の歓楽街・歌舞伎町の一角にあります。新宿東宝ビルの横から、通称・トー横と呼ばれています。そして、そこに集まる10代は、トー横キッズと呼ばれています。

トー横キッズ

家庭や学校に居場所がない10代は、トー横に居場所を求めてやってきます。トー横に行けば、同じような境遇の若者と出会えます。また、トー横に興味はあるが学校の友達は誘いにくいなどの理由で、ネットで呼びかけ、知り合った友人と行くこともあります。最初は昼間だけ遊びに行っていたのが夜までいるようになり、泊まるようになり、やがて家に帰らなくなるようになるのです。

トー横キッズの生計

職に就いていない10代。お金も持たず家出した10代のトー横キッズはどうやって生計を立てているのか。そこにはトー横キッズを狙う大人の存在があります。いわゆる援助交際やパパ活です。トー横キッズを狙い、援助交際を持ち掛ける男性もいます。10代の子どもが自ら、SNSを使い、援助交際を呼び掛けるケースもあります。トー横では援助交際やパパ活が横行しています。援助交際で稼いだお金でホストクラブに通う子も少なくありません。

薬物

トー横キッズの間で流行しているオーバードーズ（OD）。オーバードーズとは薬物の過剰摂取のことです。SNSにはトー横キッズがODで倒れている動画や、救急隊員に運ばれている動画が溢れています。ODには、手に入りやすい市販薬が使われています。効かなくなってくると、1回に100錠を飲んだり、処方薬に手を出すこともあります。最近では、違法薬物である大麻や覚せい剤も蔓延しています。薬物に手を出すだけでなく、自らが売人になることもあります。

トー横に関連する逮捕報道

産経新聞	「トー横四天王」を再逮捕　女子中学生にわいせつ疑い
産経新聞	少女淫行「トー横のハウル」が語った児童養護施設の夢
TBS	“トー横キッズ”の母親から身代金を受けとったか

※参考記事：2023年6月現在

大人を信用できない10代

なぜ家出をするのか

家出をする10代。「大人を信用できない」「大人を頼りたくない」という気持ちが、10代の家出に繋がっています。大人を信用できない10代の思いとは？

【不正確なアドバイス】

大人からのアドバイスがいつも正しいとは限りません。間違った情報や偏った意見を持っている場合もあります。こういった場合、子どもは「信用しづらい」と感じることがあるかもしれません。大人は一般的に経験が豊富であり、自分たちとは異なる時代や状況を経験してきました。この経験の差によって、大人のアドバイスや意見が理解しにくいと感じることがあります。

【権威】

自分を取り囲む親や教師、警察は、権威を持つ存在です。しかし、10代にとっては自分の意見や考えを抑えられるように感じることがあります。自分の言葉や意見は聞いてもらえないと感じ、大人を拒否するようになります。

【価値観の相違】

10代は自分自身の価値観を模索する時期です。大人との間で、価値観や意見が異なることが多いと、大人の言葉に対して疑いや疑念を抱くようになります。

【信頼の欠如】

言葉と行動が一致しない大人を子どもは見抜きます。このような場面に遭遇すると、いずれ、子どもは大人を信頼しなくなっていきます。

連れも戻してもまた家出

警察が家出した10代を保護して連れ戻しても、子どもは家出を繰り返します。最も改善しなけらばならないことは、親との関係や家庭内の問題でしょう。家出を繰り返している10代には、家庭から虐待を受けている子どもも大勢います。そういう場合、親に頼れません。しかし、頼れて信用できる大人の存在が必要なのです。

探偵興信所の家出人調査

家出人調査

探偵興信所では、家出人調査を行っています。10代の家出は、犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯す確率も高くなります。そのような事態になる前に、見つけなければなりません。10代の家出では、地方から上京するケースも多く見受けられます。探偵興信所の家出人調査は、全国に対応しています。家出人の足取りを追い、調査を行っていきます。

カウンセラー

探偵興信所では、専門家や心理カウンセラーとも提携しています。問題を根本から解決しなければ、家出は繰り返されます。子どもが何を抱えているのか。専門家やカウンセラーの力を借りながら、子どもをきちんと向き合いましょう。探偵興信所の家出人調査は探して終わりではありません。今後、家出を繰り返さないための調査でもあるのです。

LINE相談	探偵興信所公式LINE 探偵興信所（社）では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら

無料相談窓口のご案内

まとめ

10代の家出には危険がつきまといます。身分証を持っている子も多くありません。真っ当な仕事に就くことはできず、援助交際や薬物売買でその日、生きるお金を稼ぐのが精一杯です。居場所のない10代に悪意を持って近づく大人もいます。家出を繰り返す10代は、自分の明日がどうなるかさえ分かりません。自らを傷つけています。SOSをきちんと受け止め、子どもの未来を救いましょう。お悩みの方は24時間無料相談窓口よりお問い合わせください。