消費者金融で借金を指示、それ投資勧誘と見せかけた詐欺です｜詐欺調査

巧妙化する詐欺の手口。SNSを使った詐欺、フィッシングメール、訪問販売による詐欺など詐欺事件は減りません。詐欺事件の概要だけ聞くと、「こんな怪しい話に騙されるわけがない」と思ってしまいがちですが、当事者になると不思議と騙されてしまうんです。詐欺事件が減らないことがそのことを証明しています。詐欺師には決まり文句や手口、マニュアルが存在します。事前に知っておくだけで詐欺師が近寄ってきたその時、適切な対応ができるかもしれません。また探偵興信所では、詐欺疑惑のある会社の実態調査を行っています。お悩みの方は決して一人で抱えこまず、是非ご相談ください。大丈夫です。その詐欺問題、解決できるかもしれません。

最終更新日　2022/12/19

【この記事は下記の方に向けた内容です】

投資を持ち掛けられた
高額な金を渡してしまった
儲け話に加担するために消費者金融で借金した
フィッシングメールに引っかかった
訪問販売が多い
詐欺か事実か分からなくて不安

人間の心理をつく詐欺師

どこにでも溢れている詐欺

詐欺と聞いても「騙されるわけがない」「自分とは無関係」「身近に詐欺師なんていない」と考える人が殆どでしょう。しかし、実は私たちは毎日のように詐欺に狙われています。代表的なものがフィッシングメールです。フィッシングメールとは、公式の機関や企業を装って送りつけてくるメールのことをいいます。添付されたURLをクリックすると、本物にそっくりなログイン画面等に誘導されます。ログインし会員情報やクレジットカード番号を書き込むと、それらの情報が詐欺師に搾取され、不正利用などの被害に繋がります。フィッシングメールは私達の生活において一番身近な詐欺になります。

詐欺師の使う魔法の言葉

詐欺の手口は様々ありますが、共通する目的は金銭の搾取です。お金がない人には、消費者金融で借りさせます。その借金はすぐ返せる、むしろ借金以上の利益が出るなど言い、誘惑します。お金を預けた途端、詐欺師は姿を消します。残ったのは消費者金融で借りた借金のみ。もちろん名義はあなたなので、詐欺被害に遭ったとはいえ返済義務がなくなりません。このように詐欺師は言葉巧みに、お金のない人からも消費者金融で借金させ、お金を搾取します。詐欺師の使う「魔法の言葉」で冷静な判断ができなくなってしまうのです。詐欺師が儲け話を持ち掛けるときの決まり文句をご紹介します。

【あなただけ特別】

この言葉を言われて嫌な気がする人はほぼいません。「特別」は優越感を抱かせる言葉です。自分だけがこの儲け話を紹介してもらえたという優越感から、詐欺話に乗ってしまうことがあります。それこそがこの言葉の魔力でしょう。「あなただけ」と謳っていますが、皆に使っています。詐欺を働くうえで最も効果的な言葉です。

【あの人もやっている】

儲け話に加担しないかと迫られたとき、本当に大丈夫なのか？失敗しないのか？とやはり不安を抱くものです。しかし、この不安を一蹴する言葉が「あの人もやっている」です。知り合いもやっていると聞けば安心するもの。そこに「あの人はこれだけ利益が出ている」と聞けば、「私もその話に乗りたい」とこの詐欺の儲け話に前向きになってしまうことでしょう。この場合の「あの人」は、詐欺師とグルかもしれません。疑いを持ちましょう。

【人気だからすぐなくなる】

人間の焦る心理をうまくついた言葉です。「今回分が終わったら次回はない」と思わせ、即断・即決を迫ります。詐欺師が即断・即決を迫るのは、熟考したらこの儲け話のアラや不備が見え、詐欺だと分かるからです。焦らせる言葉を使うときほど、怪しい話であると思いましょう。

【今だけこの価格】

これはTVショッピングにもよく使われる決まり文句です。「このあと30分間だけ割引」「この番組だけの特別価格」など視聴者の購買意欲を掻き立てます。これは詐欺の世界でも応用されています。安いうちに契約しよう！と思ってしまいがちですが、本当に最初から必要としていましたか？元の価格でも買う予定でしたか？安いからと慌てて決めずに、もう一度本当に必要なのか考えてみましょう。

【今だけ配当金が倍】

この言葉も契約を煽る言葉です。投資詐欺は資金を集め、最初こそ配当金があるものの、いずれ配当金がなくなるケースのものが多く挙げられます。高配当に浮かれて多額投資した結果、回収できず泣きを見る人が大勢います。投資は人に任せず、自身の目で行うことが一番の投資詐欺予防となるでしょう。

消費者金融で借金させる手口

前述しましたが、投資資金を持たない人には詐欺師は消費者金融で借金をさせます。投資を持ち掛けられても資金がなければ参加することはできません。そこで消費者金融で借金を促すのです。「あなたの名義で借金をするけど、実際に返すのは会社だから大丈夫」「配当金で借金はすぐ返せるから大丈夫」安心させるような言葉を使い、借金をするように指示しますが、これらの言葉は全くの嘘です。会社が返すなら会社の名義で借りればいいだけ、配当金ですぐ返せる保証なんてありません。どれだけ詐欺師が魔法の言葉を使っても、消費者金融であなたの名義で借金をすれば、それはあなたの借金です。消費者金融では審査も簡単なものも多いので、フリーターでもお金を借りれてしまいます。消費者金融で借りたお金は自分の借金になるということを肝に銘じましょう。

配当金詐欺事例

配当金詐欺

まるで儲かっているように錯覚しがちの配当金詐欺。月々の配当金に目が行きがちですが、その前に高額投資していることを忘れないでください。詐欺師が姿を消す頃には、投資した金の半分以下も回収できないことがほとんどです。そもそも集めた金を投資に回しているのは確認出来ていますか。配当金を貰えたとしても最初の数回だけだったというケースは多く報告されています。

詐欺事例

ケース①ホームページの名前貸し

バイト先の上司に持ち掛けられた話です。ホームページを100万円で買ってほしいと言われました。100万の返済は会社がする上で、給与とは別に私が買ったホームページを会社が借りるお礼として、月々2.3万円貰えるという話でした。よく考えればおかしな話なのですが、その時は100万円を会社が返済するのに、さらに2.3万貰えるだと嬉しくなって即OKしてしまいました。その日のうちに、銀行で100万円を借りられるカードを作らされ、コンビニのATMで10万円ずつ下す作業を10回しました。下した100万円を持って社員の人に案内されるがまま、ホームページを作成しているオフィスに連れていかれ、ホームページの契約してしまいました。今思えばオフィスは簡易的なもので、かなり怪しかったです。この話は本当に大丈夫なのか今更不安になりました。

ケース②友人の友人から持ち掛けられた投資

友人が投資で儲けが出ていると話していました。どうやら友人の友人が主催らしく、投資の内容はこれから起業する会社に投資し、利益が出たら元本の倍の額を貰えるという話でした。元本も保証されているらしく、僕もやりたいと友人に頼みました。最初は少ない額から始めたのですが、半年後に本当に倍になって返ってきました。2回目も倍になって返ってきたので、3回目は今までより高額投資しました。3回目になると友人から、投資を任せていた友人と連絡が取れなくなったと言われました。もちろん元本の返金もありません。今まで友人を介してやり取りしていました。実際に投資を任せていた人物には一度も会ったことがありません。もしかして友人もグルなのでしょうか。

投資の実態調査

実態調査

詐欺に関する調査では、投資話を持ち掛けてきた会社や関係人物の実態調査を行っています。本当にそのような会社が存在するのか、業務内容、過去に問題となったトラブル、関連人物の情報収集等を行い、その儲け話が信用できるものなのか客観的データを収集し判断します。

調査費用例

調査項目	実態調査
調査期間	5日間
調査費用	15万円（経費別）

調査項目	実態調査
調査期間	7日間
調査費用	35万円（経費別）

クリーングオフで解決することも

配当金詐欺事例のケース①の場合では、クーリングオフが適用されます。怪しい・不安と感じたらクーリングオフしましょう。クーリングオフは、訪問販売等では契約書面を受け取った日から8日目まで、マルチ商法・内職商法では20日間となります。その他、消費者金融でも無利息期間というサービスのあるものもあります。借り入れをした日より、30日間の返済であれば利息は発生しません。詐欺に遭っても早い段階であればまだ解決できる可能性があります。しかし詐欺師はクリーリングオフ期間と無利息期間は、あなたに詐欺だと勘づかれないような行動に出るでしょう。この場合、冷静に判断ができる第三者に相談すると良いでしょう。

詐欺に引っ掛からないためにできること

詐欺に引っ掛からない心得

詐欺話に共通するのは、何もしなくてもお金を得られるということです。また、あらゆる専門用語風の言葉を使い、本人が理解できていないにもかかわらず話を進めるという点も共通します。儲け話を持ち掛ける際は「特別感」の演出であったり、「残りの枠が少ない」という焦りを感じさせ契約を急がせようとします。私たちが巧妙な詐欺手の手口に引っ掛からないためにできることをまとめました。

その場で即断即決しない
家族に相談すると伝える
「今だけ」「お得」といった言葉に惑わされない
契約内容を家族・信頼できる人に相談する
他人に自分の金を預けない
借金させてまで金を用意させる場合は詐欺と見做す
投資を行う場合は余剰金を使う

LINE相談	探偵興信所公式LINE 探偵興信所（社）では、LINEでのご相談もお受けしています。電話やメールができない際や話しづらい内容でもLINEなら気軽にお問合せいただけます。 LINE相談はこちら

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詐欺かも？と思ったら

怪しい儲け話は疑うということが、身を守る一番の安全策です。しかし、引っ掛からないと思っていても引っ掛かってしまうのが詐欺です。いつでもあなたの隙を狙っているのが詐欺師です。もし、詐欺に遭ってしまったら？クーリングオフ期間ならすぐクーリングオフを。そして詐欺に遭ったら必ず警察に被害届を出しましょう。同じような手口がすでに報告されているかもしれません。また詐欺である証拠を集め、刑事訴訟・民事訴訟を起こす手もあります。返金を求めるには、民事訴訟が必要となります。詐欺であるという証拠は重要な役割を果たします。お困りの方は詐欺の証拠収集、詐欺の実態調査をご利用ください。24時間、無料相談窓口より受け付けています。