中途採用に前職調査と身辺調査が必要な理由|探偵興信所解説

 

 
 

長引くコロナの影響もあり、企業は常に人材不足に陥っています。企業が中途採用を行う際、採用候補者のこれまでの経歴を調べることが増えてきました。実際、候補者の自己申告と実態には乖離が見受けられます。採用後に基礎知識がない、人間性に問題があるといったことが分かったのでは、その中途採用は成功とはいえません。中途採用を成功に導くには、前職調査が必要となってきます。前職での評価、これまでの経歴に偽りがないか、候補者の素行なども詳しく調べることが重要となるでしょう。

 
 
最終更新日 2022/12/16
 
 

【この記事は下記の方に向けた内容です】
 

  • 中途採用が失敗続き
  • 中途採用者に問題が見られる
  • 良い人材を採用したい
  • 採用候補者が問題を抱えてないか知りたい
  • 中途採用者の前職での評価が知りたい
  • 素行を知りたい
  • 長く働いてくれる人材を採用したい

 
 

中途採用後のトラブルを防ぐ為にできること

人材採用における問題点

転職を想定中の新入社員たち

人材採用には募集広告費や新卒向けイベントなどの多額の費用がかかります。リクルート「就職白書2020」によると、2019年度の採用単価は新卒採用が93,6万円、中途採用は103,3万円となっています。やっとの思いで採用しても長く働くとは限りません。マイナビの転職の「2021年新入社員の意識調査」によると、2021年の新入社員のうち現会社を「3年以内に退職予定」は28.3%、「10年以内に退職予定」は51.0%となっています。企業側にとっては、多額の費用をかけた新人に即辞めらるのは、やはり痛手となるでしょう。

 
 

履歴書だけでは分からない人柄

中途採用時には、採用候補者の経歴・人柄を入念にチェックすることでしょう。しかし、それだけで全てを見抜くのは難しいでしょう。中には入社したい一心で学歴・職務経歴書を詐称をする者もいます。これは採用側としては頭の痛い問題です。 
履歴書や職務経歴書だけでは人格や性格、過去の悪事などを知ることは出来ません。一見、見栄えする申し分の無い経歴書。受け答えのはっきりした性格。採用を決めたあとに問題が見つかっても、簡単に解雇できるわけではありません。強制的な解雇には、モラハラやパワハラで訴えられかねない危険性があります。人材採用は慎重に精査する必要があります。

 
 

人材採用後のトラブル

これまでにも多くの人材採用におけるトラブル相談を受けてきました。その中から人材採用におけるトラブルの一部をご紹介します。

 

入社後即退社

これは双方の確認不足の面もあります。いざ入社してみると、「想像していた職場環境と違う
」「希望の転属先じゃない」「リモートワークが少ない」等の理由で、即退社する中途採用者。こういったことを避けるには、事前に職場案内を行う、希望に添えないこともあることをきちんと伝える必要があります。

 

訴訟問題

訴訟は企業においてもイメージダウンに繋がります。誰でもスマホでも高画質な動画・音声が記録できます。指導をパワハラと受け取られ、SNSに証拠動画が流出でもしたら大問題となるでしょう。企業側は、社員に徹底したコンプライアンス教育が必要となってきます。

 

仕事仲間へ悪影響を及ぼす社員

社内不倫やサボりの多い社員がいると、仕事仲間の士気が下がります。離婚経験のある社員が多い職場では離婚のハードルが下がり、周りと同じように離婚する社員が増えます。雑談の多いチームは業績も悪くなります。環境は人格や業績に影響を及ぼします。中途採用者、1人1人の人間性がいかに重要かが分かりますね。

 
 

前職調査の重要性

前職調査が必要な相談事例

  • 履歴書の内容に大幅な偽りがあった事が入社後に発覚
  • 前職場での横領の噂を聞いた
  • 年齢の割に転職が多い、本当の転職理由が知りたい
  • 前職の仕事内容が曖昧で答えられない
  • 採用候補者の経歴が立派過ぎる、経歴に嘘がないか事前に知りたい
  • 異業種への転職

 
 

身辺調査が必要な相談事例

  • 同業界で有名な人物をヘッドハンティングしたいが、素行に問題がないか人間性が知りたい
  • 役員候補として採用予定の人物の評判が悪い、出回る噂が事実か確認がしたい
  • 金銭トラブルで前職を辞めている
  • 親戚の紹介だが、異性関係に問題がある
  • 解雇になった本当の理由が知りたい

 
 

前職調査と身辺調査

調べられることの例をまとめました。
 

  • 学歴の事実確認
  • 職務経歴の事実確認
  • 前職の社内評価
  • これまで起こしたトラブル
  • 採用候補者のSNS
  • 反社との繋がり
  • 金銭トラブル
  • 噂の事実確認
  • 異性問題

 
 

自身で行う前職調査の方法

前職へ電話して採用候補者の仕事ぶり等を聞くのが一般的ですが、個人情報で守られているため話してもらえないことも少なくありません。また性格的な部分が知りたいといった場合には、適していないと考えられます。

 
 

探偵調査体験談|採用予定者の経歴及び風評調査

依頼者|新潟市Kさん 40代女性

私は、新潟の支社で人事責任者をしています。社名は伏せさせていただきますが、大手企業になります。今回相談したのは、正社員採用候補者の事です。採用予定者数2名に対し、応募者が36名いました。4名まで絞りました。年齢、学歴、経歴、人格はどの人も申し分ありません。最終選考決定日まであと2週間ですが日々悩んでおります。そこで調査を依頼したく相談しました。この4名の素顔と素行など、面接では把握しきれない部分を調べていただきたいのです。よろしくお願い致します。

 
 

調査概要と調査費用

調査概要
  1. 4名の対象者の履歴書に嘘偽りがないか事実確認
  2. 前職での評価や行きつけの店、交友関係などを聞き込み
  3. 状況に応じ調査員が身元を隠し対象者と接触、又は身内の人物と接触(この際、聞き込みで得た情報が間違っていないかなどの確認も同時に行う)

 
 

調査費用
調査名 4名の前職調査・身辺調査
日数・時間 1週間・内実働15時間
費用 対象者1人あたり30万円(経費別)

 
 

調査結果

対象者4名をA,B,C,Dで表記します。 
A,Bに関しては、履歴書に記されていた大学出身校に偽りがあったことが判明。Cに関しては、随分と派手な生活をしていました。既婚者でありながら毎日繁華街に出ては、キャバクラや風俗に通っており、愛人も複数存在することが確認されています。また、前職においては女性社員と不倫トラブルを起こしたため自主退職をしたことが確認できました。Dに関しては、実生活はいたって質素でした。車はハイエースを所有。車改造が趣味なのか、質素な生活とは打って変わって車に多額の金をつぎ込んでいる様子です。ハイエースは一眼で改造車とわかるほど派手な仕様となっていました。車両に乗ると人格が変わるようで、世間でも問題視されている煽り運転を繰り返し、無謀な追い越しをしていることも確認できております。

 
 

依頼者の感想

調査して頂いた4名の内、2名は経歴に嘘偽りがあることが判明したことから採用を見送りました。残りの2名に関しても調査結果により、採用するにはとてもふさわしくない人物という結論に至りました。調査をして頂いたおかげで面接では見せてこなかった部分を知ることができました。人材確保は急務でしたが、企業にとってマイナスになる人材は不要です。採用前に、それぞれの背景や人格を知ることができて良かったです。履歴書や職務経歴書に頼ってばかりいては真実は見えないと今回の件で分かりました。ありがとうございました。

 
 

前職調査に関する質問

前職調査に関する質問と答え

前職調査に関するよくある質問と答え  
 

質問1:採用候補者に本当に調査は気づかれませんか?


 
答え1:プロの調査員が調査致します。 聞き込みを行う場合もありますが、対象者の調査であることは分からない方法で聞き込みを行います。聞き込みを行ったことが関係者を通して対象者に伝わることはありません。

 
 

質問2:研修期間中でまだ本採用を迷っています。調査してもらえますか?


 
答え2:可能です。何について知りたいのか、明確することで調査費用も抑えられます。

 
 

質問3:学歴や職務経歴も調査可能とのことですが、具体的にどうやって調べるのでしょうか?


 
答え3:具体的な調査方法については依頼者であっても明かしておりません。ご了承ください。

 
 

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良い人材を採用するための前職調査

最近では、何かとパワハラ、セクハラ、マタハラ、モラハラなどの理由をつけて訴訟を起こす人がいます。そのような人物を中途採用すれば、企業は生産性が落ちるばかりでなく、他の社員が巻き添えに遭う危険性もあります。中途採用選考時は慎重な前職調査が必要となります。アマゾン・ドット・コムのジェフ・ペトスは「誤った人間を雇うくらいなら50人面接しても1人も雇わない方がいい」と述べています。この人なら!!と思える人物に出会うまで何度でも面接を繰り返すべきです。しかし、日常業務にも追われながら中途採用予定者の前職調査もやるには、現実的に無理があるというもの。そんなときは、調査のプロである探偵興信所に任せてください。前職調査をした結果、到底知り得なかった事実が判明して助かったと喜ぶ依頼者の声は多く聞かれています。

 
 

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中途採用に前職調査と身辺調査が必要な理由|探偵興信所解説|専門家が教える問題解決方法は探偵興信所専門家が書きました  
 
 

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※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。

 
 

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